◆立岩

 立岩は、日本海側に広がる山陰海岸ジオパークに属する京丹後のシンボルとして親しまれるスポット。

 柱状の割れ目が入った安山岩のそそり立つ姿は迫力があり、白砂と相まって美しいコントラストを醸し出す。

 伝説によれば、第31代用明天皇のお后間人(はしうど)皇后の第3皇子麿子親王が、この地で鬼退治をした際に、一夜のうちに天から降りてきてこの大岩に鬼を封じ込めたといわれる。今でも風が強く、波の高い夜などは鬼どもの号泣する声が聞こえるらしい。

  高さが20メートルもある巨大な一枚岩は、安山岩の直線的で荒々しい岩肌が特徴。

 大きな立岩をバックに写真を撮ったり、近くにある木製のてんきてんき橋からの撮影もおすすめ。

立岩(たていわ)

所在地 京都府京丹後市丹後町間人
https://www.uminokyoto.jp/spot/detail.php?sid=72

◆あやべ水無月まつり

「あやべ水無月まつり」は、明治時代に先祖供養のために、川へ灯篭を流したのが始まりといわれる祭事。現在も「万灯流し」として継承され、盛大な打ち上げ花火とともに開催される。

 万灯流しは由良川で行われ、4艘の船から約1万個の灯篭を川へ浮かべていく様子は幻想的。

 和紙で作られた色とりどりの灯篭が川一面を彩る頃、河畔からは約4,000発の花火が打ち上げられ、綾部の町が華やかな光で包まれる。

 また、2000年から始まった「あやべ良さ来い」も「あやべ水無月まつり」の一大イベントだ。高知県の元祖「よさこい」を、あやべ流にアレンジ。およそ350年の歴史をもつ「綾部踊り」の踊りと音楽を取り入れている。

開催日:2025年7月26日(土)

あやべ水無月まつり(あやべみなつきまつり)

開催場所 京都府綾部市川糸町由良川河畔
https://ayabeminatsuki.org/index.php

2024.07.20(土)
文=CREA編集部