◆淡路夢舞台

 淡路島北端に位置する淡路夢舞台は、土砂の採掘跡地に創られた広大なリゾート施設。建築家・安藤忠雄氏のグランドデザインによる施設群と自然が一体となって、壮大な景色を創り出している。

 敷地内には、山の斜面に沿って階段状に100個の花壇が並ぶ「百段苑」、日本最大級の温室「あわじグリーン館」、季節の花や緑が一年中楽しめる「淡路島国営明石海峡公園」などがあり、自然と溶け込みながらも存在感を示す、安藤建築を堪能できる。

淡路夢舞台(あわじゆめぶたい)

所在地 兵庫県淡路市夢舞台2番地
https://www.hyogo-tourism.jp/spot/result/909?a-6=6&c-5=5&q=

◆白毫寺の九尺藤

 丹波市にある慶雲2年(705)に開基された天台宗の古刹、白毫寺。

 本尊はインドから伝えられたという薬師瑠璃光如来で、眉間の白毫から神々しく瑞光を放っていたことから、「白毫寺」(びゃくごうじ)と名付けられたのだそう。

 境内では四季折々の花が楽しめるが、とりわけ4月の桜そして、5月の九尺藤はシャワーのように垂れ下がって人々を魅了する。

白毫寺の九尺藤(びゃくごうじのきゅうしゃくふじ)

所在地 兵庫県丹波市
https://www.hyogo-tourism.jp/spot/result/1035

2024.04.11(木)
文=佐藤由樹
協力=兵庫県公式観光サイト「HYOGO!ナビ」