【2023年12月】悟明老師が占う開運行動

 今月はハイブランドが好調となるひと月。折しも時はホリデーシーズン。自分へのご褒美に大きな買い物をするのもよいでしょう。星回り的には、金や宝飾品への投資が吉。純金や資産価値のある高級時計の購入も有意義です。また、エンタメも活況となる時期ゆえ、思い切り楽しむことで運気アップを目指すのもよい方法です。

 今月の運気を活かす開運アイテムは、以下の3つです。

 1つ目は、頭が龍、体が亀の形をした伝説上の神獣「龍亀」。

 龍は皇帝、亀は万寿を意味し、招財と長寿が叶う吉祥物として知られています。また、邪悪なものを遮り、幸運をもたらすパワーがあるとも。甲羅の上に小さな亀が乗っているもの、たくさんの硬貨の上に鎮座しているものなど、さまざまな趣の置物があるので、專門店のサイトなどでお気に入りの意匠を探してみてください。オフィスの机の上やリビングのよく目につくところに、龍の顔が外に向くように飾りましょう。

 2つ目は、黄水晶。

 水晶はパワーストーンの象徴的存在で、浄化やエネルギーの増幅などに効果があると言われています。代表的なのは透明な水晶ですが、ここで用いるのは、金運アップが期待できるといわれる黄色い水晶=シトリンです。球状のものを用意してください。大きければ大きいほどよく、野球のボール大のものが手に入れば理想的です。

 また、人として“丸くなる”あるいは“物事が丸くおさまる”という意味も。何事もスムーズに、そして円満に運ぶように、お願いしましょう。身近な場所に置いて、石に意識がいったときには、そっと撫でてください。転がらないようコースターのような敷物の上に載せておくと安心です。小さいものなら、バッグに入れて携帯しても。ビーズ状のものならヒモを通してチャーム代わりにするといいでしょう。

 3つ目は、一対の「豼貅(ひきゅう)」。

 古代中国の伝説の動物である豼貅は、金銀財宝を食べ、体内に蓄えるといわれ、中華圏では厄よけや招財の神獣として知られています。雄がお金を呼び込み、雌がそのお金を守るほか、夫婦仲や人間関係を良好にする助けになるとも。

 風水では、雌雄一対の豼貅の置物を用いるのが基本です。オフィスやリビングなど、置き場所は問いませんが、必ず顔が外を向くよう飾ってください。

 この時期の吉方位は、北と西。寺社にお参りする際は、この方角へ。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

※クレア編集部より:連載「台湾発! 悟明老師が世界を占う」は今回を持ちまして終了となります。長い間、ご愛読いただき誠にありがとうございました。また、休載となっておりました、悟明老師による占い「神鳥さん占い」は、2024年2月(旧暦の1月)より、再開させていただく運びとなりましたので、ご期待ください。

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2023.11.30(木)
文=堀 由美子