15:00 【紫竹】御倉屋で一番好きな京菓子を購入
「旅奴」という黒糖のボーロ菓子をみやげ用に。
「お茶はもちろん、日本酒のアテに最適。室内の『御倉屋』の文字と『旅奴』の包みの文字がとてもいい」
15:40 【北大路】KAMATAMISEを訪ねる
「店主の蒐集した古物や海外の品のお話を伺う。手書きのメニューがアートなので、そちらも頂戴します」
17:30 【西陣】かみ添で唐紙の便箋を購入
宿泊先で手紙を書くために。
「看板も何も表示のない=文字のない店ですが、素敵なお店です」
≪evening≫
18:00 【四条河原町】蛸八で文字とお酒を愉しむ
夜ごはんは居酒屋で。
「まずメニューの文字を見る。安定感のある文字で、それを見ながら酒が呑める。お造りとタコと小芋の唐揚げを食べ、ビールと日本酒をいただく」
[おすすめの宿]
【清水五条】鴨半
「押板を使った床の間があり、文人のような使い方ができます。台湾茶、中国茶、日本茶をいただける茶藝室も併設」
●教えてくれたのは……
加山幹子(かやま・みきこ)さん
書家
鹿児島県生まれ、千葉県育ち。2018年より京都に暮らし、書を用いた作品を発表する。2024年1月から「八雲茶寮」(東京・目黒)にて個展を開催予定。
2023.11.20(月)
文=大嶋律子(Giraff)