2023年6月10日(土)から25日(日)、パテック フィリップは新宿住友ビル 三角広場にて「ウォッチアート・グランド・エキシビション 東京2023」を開催する。

キャリバー 89 パテック・フィリップ・ミュージアム蔵、1989年。
キャリバー 89 パテック・フィリップ・ミュージアム蔵、1989年。

 歴史と伝統を感じ入ることができる「ウォッチアート・グランド・エキシビション」はドバイ、ミュンヘン、ロンドン、ニューヨーク、シンガポールを巡回し、今回、東京での開催が決定された。1839年の創業以来、至高の腕時計を世に送り続けてきたパテック フィリップの代表的かつ歴史的なピースが一同に会する。

 パテック フィリップは時計の本場であるジュネーブの伝統の後継者として、以前から展示会を通じて卓越した時計制作への情熱を伝えてきた。数々の展示会を巡回し、こだわりぬいた機械式時計の美学とその復興の主導的な役割を果たしてきた。

(左)最初の永久カレンダー搭載腕時計(No.97 975)パテック・フィリップ・ミュージアム蔵、1925年製作、(右)ヴィクトリア女王に献上されたペンダント・ウォッチ(Inv.P24)パテック・フィリップ・ミュージアム蔵、1850~1851年製作。
(左)最初の永久カレンダー搭載腕時計(No.97 975)パテック・フィリップ・ミュージアム蔵、1925年製作、(右)ヴィクトリア女王に献上されたペンダント・ウォッチ(Inv.P24)パテック・フィリップ・ミュージアム蔵、1850~1851年製作。

 こうした活動の流れから、今から10年前、パテック フィリップの創作、遺産、哲学、そして広範な専門知識への理解を深めるため、新たなコンセプトによる一般公開、入場無料のグランド・エキシビションを開始。一部の富裕層だけではなく、広く一般への公開を実現した。この巡回展の開催によって、パテック フィリップはその存在感をさらに増すことになるだろう。

 これまでに行われた5回の開催で合計16万5000人の来場者を迎えており、世界的な注目度も高いこのエキシビション。日本はパテック フィリップにとって、日本人ならではの鑑識眼の高さから極めて重要な市場とされており、今回の東京でのイベントも最大級のエキシビションであるという。

常に新しい価値観を創造してきたパテック フィリップのモデルから(左)グランド・コンプリケーション 6300/403 時価、(右)ゴンドーロ 4962/200 5,412,000円。
常に新しい価値観を創造してきたパテック フィリップのモデルから(左)グランド・コンプリケーション 6300/403 時価、(右)ゴンドーロ 4962/200 5,412,000円。

 今回の開催を機に、スペシャル・エディションも発表される。時間をみつけて、麗しき時計製作の芸術と技術の展示に足を運び、目と心の保養をしてみてはいかがだろう。

パテック フィリップ・ウォッチアート・グランド・エキシビション 東京2023
開催期間:2023年6月10日(土)~25日(日)
開催時間:10:00~20:00(最終入場は19時まで)
料金:入場無料・事前予約不要
電話:0120-933-613(10:00-18:00 土・日・祝日を除く)
場所:新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区西新宿2-6-1)
公式サイト:https://www.patek.com/watchart2023

パテック フィリップ
https://www.patek.com/ja/

パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター
03-3255-8109 (13:00~16:00、土日祝:休み)

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2023.05.31(水)
文=CREA編集部