2022年4月1日(金)15:26に、月は新月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、牡羊座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

「今」を生きることの大切さを教えてくれる

 牡羊座は占星術で最初の星座です。春分の日を境に牡羊座は始まるので、月が巡り牡羊座で新月になるのは春分の日以降。2022年は4月1日(金)です。

 この新月はどの星座よりも物事を始める力があり、あなたに「今」を生きることの大切さを教えてくれます。

 「いつかやりたい」ではなく、心に浮かんだことをすぐに実行する行動力も授けてくれます。

 日々の生活の中で、私たちは自分を信じて肯定する気持ちを失うことがあります。

 そんなときこそ、牡羊座の新月パワーは有効。

 自分よりも大きなものにぶつかっていく勇気や、ちゃんと戦って勝つ勝負強さを与えてくれるのです。

 この日は牡羊座の新月に対し、思考方法や言語能力などを司る水星と治療者の星、カイロンが合(0度)になります。

 戦略を練る軍師のマインドや傷ついた人を癒す力も備わります。

 心優しき戦士となり、新しい道を拓くイメージで、第一歩を踏み出してみましょう。

 この日は人生に後悔しないために、行動を起こす日となるはずです。

〈『MOONBOOK 2022』(MdN)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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