【2022年4月】悟明老師が占う開運行動

 このところの社会情勢を思うと、いつも以上に“祈り”を意識し、祈ることで救いを求める場面が増えているのではないでしょうか。

 寺社に参拝するなら、先月同様、東の方角へ。お参り後は、境内や周辺を散策し、その土地や人々のパワーをたっぷり吸収してきてください。

 そこで出会った人との交流も吉。お店の人とのやりとりのなかで、一言二言、多く話してみるだけでもOKです。
    
 開運グッズの力を借りるなら、龍=皇帝にちなんだアイテムを取り入れてください。

 そのひとつが「龍亀」の置物。頭が龍、体が亀の形をした伝説上の神獣で、龍は皇帝、亀は万寿を意味し、招財と長寿が叶う吉祥物として知られています。

 他にも、邪悪なものを遮って幸運をもたらすパワーも。

 甲羅の上に小さな亀が乗っているもの、たくさんの硬貨の上に鎮座しているものなど、さまざまな趣の置物があるので、お気に入りの意匠を探してみてください。

 オフィスの机の上やリビングのよく目につくところへ飾りましょう。その際、顔を外に向けておくこともポイントです。

 もうひとつのおすすめは、中国清朝の皇帝のパワーを象徴する「五帝銭」と呼ばれる吉祥物。

 五帝とは、順治帝、康煕帝、雍正帝、乾隆帝、嘉慶帝のこと。

 権威ある5人の名が刻まれた古銭には、皇帝たちの“帝運”が宿るとされ、そのレプリカを繋げた飾り物が招財や厄よけのお守りとして使われています。

 順治帝は、事業運、康煕帝は財運、雍正帝は仕事運、乾隆帝は健康運、嘉慶帝は結婚運を高めてくれるという解釈も。

 デスク周りに飾るほか、車内に吊るしたり、バッグのチャームにするなどして取り入れてください。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2022.03.30(水)
文=堀 由美子