街をメインフィールドとする動物写真家の佐々木まことさんが、日本の津々浦々を散歩しながら撮りためた犬や猫の写真は100万枚超! そのなかから厳選した傑作の数々をご紹介します。


vol.119

「来年こそ『猫年』だよニャ?  “ワンワン(犬)”が干支ってのは百歩譲って良しとするけれどニャ……“ニワトリ”、“ネズミ”って“食べ物”が干支になっているのは納得いかないのニャ!!」

●Shooting Memo

もうすぐ2021年も終わります。本年もご愛読いただきまして、ありがとうございました!
にゃんこの世界では、年末のこの時期になりますと「十二支のメンバーに入ってない恨み節」、「もしや来年は猫年が来るかも! との待望論」が渦巻きます(笑)。
写真は、たまに撮影に行きます神社にて遭遇した光景です!
「十二支」の絵馬の前にある灯篭に入って不機嫌そうに佇むキジトラにゃんこ……「十二支」に納得いかない様子でございました(笑)。
昨年も、こちらの連載で同じような内容で灯篭に入ったにゃんこの写真を掲載しましたが……昨年とは全く違う神社だったりします。
灯篭があると入りたくなるのは、にゃんこたちの性のようでございます(笑)。

佐々木まこと(ささき まこと)

動物写真家。1968年北海道江別市生まれ、大阪府堺市在住。大阪芸術大学芸術学部写真学科を卒業後、同大学研究室に勤務。その後、'99年よりフリー。「わんこ」「にゃんこ」「どうぶつ」を関西圏を中心に全国津々浦々で神出鬼没にてストーカー撮影中。個展やグループ展などにも多数出展。著書に『ぼく、となりのわんこ』(オークラ出版)、電子書籍『となりのわんこ。vol.1~vol.3』(鈴屋出版)がある。最新写真集は『のらのいる風景』(鈴屋出版)。

Column

佐々木まことの犬猫脱力写真館

佐々木まことさんは、主に街をメインフィールドとした動物写真家。これまで、日本の津々浦々を散歩しながら撮りためた犬や猫の写真は、ゆうに100万枚を超えます。この連載では、その中から厳選した傑作の数々を一枚ずつご紹介していきます。

2021.12.29(水)
撮影・文=佐々木まこと