【ほうれい線・マリオネット線にオススメのツボ3つ①】
ほうれい線・マリオネット線、そして頬のたるみにオススメなのは、結ぶと逆三角形になる3つのツボ、「顴髎(けんりょう)」「迎香(げいこう)」「地倉(ちそう)」です。この3つは一緒に刺激すると、より効果が高まるというのでグループで覚えておきましょう。
(1)「顴髎(けんりょう)」を10秒押す。
顴髎は、左右の目尻から下がったところ、頬骨の下縁にあります。頬の筋肉を支える土台にあるため、刺激することで筋肉・リンパの働きを良くして、ほうれい線を予防・改善します。
綿棒を肌に対して斜めに当て、上に持ち上げるようにして10秒間刺激する。力加減はイタ気持ちいい程度。2~3回繰り返す。
(2)「迎香(げいこう)」を10秒押す。
迎香は、左右の小鼻の真横にあるツボ。正にほうれい線ができる場所にあります。口の周りの筋肉を支える働きがあるのですが、筋肉の溝ができやすく、陥没しやすい場所なので、たるみやすいです。しっかり刺激して動きやすくすることで、食べ物を噛みやすくなり、ほうれい線の予防・解消につながります。
綿棒を肌に当てて、斜め上に持ち上げるようにして10秒間刺激する。力加減はイタ気持ちいい程度。2~3回繰り返す。
(3)「地倉(ちそう)」を10秒押す。
地倉は左右の口の端から指1本分外側にあるツボ。口の周りの口輪筋を支える土台になるので、刺激することで、口元のたるみやほうれい線の改善が期待できます。
肌に対して垂直に綿棒を当て、口角を上げる気持ちで10秒間刺激する。力加減はイタ気持ちいい程度。2~3回繰り返す。なお、写真はわかりやすくするために横向きに綿棒を持っていますが、口角を上げる気持ちで行うには、顔の前側から綿棒を当てるとやりやすいです。
2021.01.10(日)
文・写真=にらさわあきこ