丑(うし)年

10月17日(土)~11月14日(土)の運勢

 引き続き、物事が順調に運ぶときです。

 この時期の運気を大きく左右するのは、キーパーソンからのサポート。

 年輩者や地位のある人からの助けによって、大きく飛躍できる予感。直接的な紹介や引き立てが得られる場合もありますが、彼らからのアドバイスが光明となって、思い切って前に進めるようになる……といった場面が増えてきそう。

 とにかく、この時期は“人の話を聞く”ことが開運につながるとき。

 年長者に限らず、広く意見を求め、さまざまな考え方に触れることがとても大切です。

 たとえ、がっかりするような出来事があっても、周囲の意見を仰ぐことで、ピンチをチャンスに変えられる時期。

 SNSでのコメントを読み込むもよし、信頼できる人物にじっくり相談に乗ってもらうもよし。各種勉強会への参加も有意義です。

 先入観を捨てて、人の意見に耳を傾ける姿勢を持ち、多くの“気付き”を得ていきましょう。

 また、吉方位の徹底活用も開運のカギ。北と南を意識した行動がさまざまなラッキーを呼び込みます。

 新しい出会いを求めているとき、デート、打ち合わせや商談など、運のチカラを借りたいときには、北か南にある場所を選ぶようにするといいでしょう。

 アイデアに行き詰まったとき、気分が塞ぎ込んでいるときは、この方角に散歩に出てみましょう。思わぬ助っ人に出会える可能性大です。

 寺社へのお参りも、この吉方位へ。

 逆に、この時期、避けたほうがいいのは東と西。何かとトラブルに遭いやすいので、できる限り出向かないこと。

 どうしても必要なときは、まずは北や南に向かい、回り道をする形にするぐらい、慎重を期して。

 健康面で注意したいのは、脾臓の不調と脚のケガ。

 この時期、相性がいいのは、子(ねずみ)、巳(へび)、酉(とり)年。

 距離をおいたほうがいいのは、午(うま)、未(ひつじ)、戌(いぬ)年の人。

※次回更新日は11月12日(木)
» ほかの干支もチェック
» 悟明老師の世相占いもチェック

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

2020.10.14(水)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい