ハワイ渡航歴100回以上。自身の経験に基づいて旅行者目線でハワイの見どころをまとめた『Hawaii Perfect guide』など、ハワイ本の著者としてもご活躍の小笠原リサさんに、ハワイのスターバックスでいただけるお気に入りフードを教えてもらいました。
ハワイの食トレンド、
プロテインブームがスタバにも
ハワイブログ『リサのLOVEハワイ』を運営するリサです。今回はハワイのスタバで楽しめる最新フード5品をご紹介します。
近年、ハワイのスーパーやレストラン、カフェでよく目にするのが「Protein(プロテイン)」の文字。お菓子やヨーグルトなど様々なもののパッケージに、高タンパク質を示す数字を見かけます。
これは近年のアメリカの食トレンドのひとつで、「タンパク質が豊富に含まれた食品」の需要が高まっているんです。
そもそもタンパク質は運動する人が摂るものと思われがちですが、運動をせずとも、筋肉や皮膚、内臓などの代謝に必要なもので、厚生労働省では1日成人男性60g、成人女性50gのタンパク質の摂取を推奨しています。
これはきちんと栄養のバランスを考えた食事をしていないとなかなか摂れない量で、意識してプロテインを摂取しなければなりません。
「タンパク質をきちんと摂ろう」という流れは、ご存じ「スターバックス」にも。「Protein Box(プロテイン ボックス)」という、タンパク質を豊富に含むランチボックスが6種類発売されています。
しかも、使用されている肉類は、抗生物質を使わずに育てられたチキンなどで、安心安全なもの。
今回は、日本未発売のプロテインボックスを中心に、「日本では食べられないハワイのスタバフード」をいくつかご紹介します。
プロテイン30グラム入り!
ピリ辛チキンのラップサンド
◆スターバックス
プロテイン ボックス
チキンラップ ウィズ
ピーナッツココナッツソース
抗生物質を使わずに育てられたチキンのムネ肉、チリライムスロー、ジンジャークリームをチリトルティーヤでくるんだラップと、1/2カップの野菜(りんご、きゅうり)、野菜のディップ用のピーナッツココナッツソースのパック。プロテインを30グラム含んでいます。
鶏ムネ肉自体はあっさりしていますが、一緒にくるまれた野菜とトルティーヤのピリ辛味、そこにジンジャークリームのまったり感がマッチして食べ応えアップ。
正直、見た目は「美味しいのか?」と微妙な思いでしたが(笑)、これがピリ辛味でなかなか美味しいのです。
プロテインは運動後のほうが吸収が高まるとされているので、運動後のランチにぜひ。ただし、カロリーは690キロカロリーで意外にあります。気になる人はシェアするといいかも。
2019.12.16(月)
文・撮影=小笠原リサ