メイク下手さんお助けコスメ
#01 クリームアイシャドウ
「実はメイクが下手」「会社にはメイクをして行かなきゃいけないから一応しているけれど、ホントは面倒くさい……」。
そんな女性のための、便利で時短が叶うアイテム、最近意外に増えてきています。
メイク下手さんお助けコスメ、全5回でお届けします。
◆メイベリン ニューヨーク
トーン オン トーン シャドウ
みなさんこんにちは、プチプラ美です。やっと春到来! ですね。
突然ですが、皆さんメイクすることは好きですか? 私は好きです。美容のジャンルに関わって早二十ウン年、時々「面倒」という日もありますが、基本的にメイクする作業を死ぬほどイヤ、出来るだけしたくない、と思ったことはありません。
ですが、世の中そういう女性ばかりではないですよね。
今や小学生用コスメも存在し、高校生の頃にはメイクテクは完全に習得している女子がいる一方で、ほとんど触ったことがない女子や、「トライしているけど不器用でどうにも上手くメイクできない」、という女子もいると思います。
また、「朝ギリギリまで寝ていたいし、とにかくメイクする時間が惜しい」という人も多いと思います。
そこで、少しでもメイク時間を短縮できたり、不器用な人でも簡単に上手くメイクできるアイテムを探してみました。
その筆頭が、このメイベリンのアイシャドウ!
一見口紅っぽい形ですが、これはアイシャドウ。スティック状で、繰り出して使うタイプのクリームアイシャドウです。
そしてご覧の通り、濃い色と淡い色の2色がくっついた状態になってますね。
これを、濃い方を下にしてまぶたのどちらかの端に置き、まぶた全体をひとなですれば、目のキワに濃い色が入り、アイホール全体にはパールの光沢の利いた淡色が伸びて、自然なグラデーションのついたアイメイクの出来上がり、というスグレモノなのです。
そもそもこのアイテムを店頭で見つけた時に、「コレなら不器用な人でも割とうまくメイクできるんじゃ……?」と思ったのが、今回のテーマを決めるきっかけでした。
ひとなでした後、色の境目を指でポンポンと軽くぼかせば完成。その間およそ5~10秒。どうですか? 簡単で速くないですか?
アイシャドウを塗る時に「グラデが上手くできない」、という人には相当嬉しいアイテムだと思います。
さらにすごくよくできてるなと思うのは、2色とも繊細なパールが利いているので、色同士の境目も肌との境目も適度にぼやけてくれるので、あまり神経質にならずに塗れる点。
また、まぶたのカーブに合わせながら横にスライドするために、先端が絶妙な斜めカットになっている点も優秀です。
奥二重や一重の人も、まぶたを閉じた状態でコレを当てて動かすと、眼球のふくらみが感じられて、塗りやすいと思います。
色は現在4色展開で、SV-1のみややクールでモードな印象になりますが、他3色は毎日使えるなじみやすい色ばかり。
メイクアップのプロセスの中でも、アイメイクは技術面でハードルが高めのパーツです。
メイク好きにとってはやりがいのあるパーツでもあるけれど、「アイメイクで目の形を変えて見せたい」とか、「トレンドカラーをバッチリ見せて色を楽しみたい」というわけでなく、
「すっぴんぽく見えなければいい、とにかくメイクしてる感が出ればいい」
「1色ずつ塗ってぼかしたりするのが面倒」
「メイク上手じゃないのにしなきゃいけないから毎朝ブルー」
というような人には、コレ1点だけでちゃんと「メイクした顔」を作ってくれるので、最強の味方となってくれるはず!
ぜひ一度試してみてください
トーン オン トーン シャドウ
各1,200円
https://www.maybelline.co.jp/eye/eye-shadow/the-tone-on-tone-nudes#ingredients
♢メイベリン ニューヨーク
電話番号 03-6911-8585
https://www.maybelline.co.jp/
私はココで購入しました
・PLAZA ルミネ新宿店
https://www.plazastyle.com/store/detail/?id=30
プチプラ美
高級コスメにうっとりしつつ、デイリーメイクにはプチプラコスメも出番多し、の美容メインのなんでもライター。編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。……なのに寄る年波で部分的な毛穴の開きやテカリも気になる。スペインとお肉とオヤジ俳優好き。
Column
大人がうっとり♡ 優秀プチプラコスメ
大人にもオススメしたい、大人にこそ使ってほしい優秀なプチプラコスメ。コスメファンのプチプラ美が、いつものあのショップで見つかる、使ってよかったアイテムを紹介します。
2019.03.28(木)
文・構成=斎藤真知子