#06
汚れは取るけど突っ張らない
大人の肌のための酵素洗顔
みなさんこんにちは、プチプラ美です。前回に続き、2018年のマイベスト・プチプラコスメを発表!
6つ目は、1回の使用で実力がわかる洗顔パウダーです。
◆ロート製薬
オバジC 酵素洗顔パウダー
毛穴の黒ずみや角栓の詰まりを取るためのアイテム、相変わらず人気が高いですね。
一時期の貼ってベリッとはがすタイプは大分少数派になり、最近多いのは温感マッサージができるクレンジングタイプや、オイルクレンジング。昔ながらのクレイ(土)のパックや洗顔料も根強い人気があります。
いわゆる“角質ケア”コスメを、毛穴の汚れ取り目的で頻繁に使っている人もいると思います。
でも個人的にしっくりくるものはなかなかなく、また、そういう毛穴の汚れ取り目的のコスメは毎日使う必要はないと思っているのと、たいていの方はそうだと思いますが、顔全体の毛穴が目に見えて詰まるわけではないので(笑)、使う時も基本的に鼻全体とあご下のみ、くらいのため、一度買ってもなかなか減らない。
開封してあまりに長期間空けるのはよくないので、後半は背中や胸の間などの皮脂が出やすいボディにも使用して、なんとか使いきっています。
そんな使用頻度の私も「コレは使いやすいし効果が高い!」と驚いたのが、このオバジCの酵素洗顔パウダーなんです。
オバジCは、ビタミンC配合の美容液を一般に広めたシリーズで、私は個人的に初期の頃から美容液をヘビーリピートしているため、薬局でもよく置いてあるコーナーをチェックするのですが、春頃にそのコーナーでこの酵素洗顔パウダーを発見。
普通に試してみたいと思い購入しました。
まず驚いたのが泡立ちのよさ! こういうパウダー状の洗顔料はものすごく珍しいものではなく、過去にも同じタイプのものを何度も使ったことはありますが、泡立てるのが難しいことが多々ありました。
泡自体の質が悪いわけではなく、手に粉を取り、そこにお湯を足す時に多少気を付けないと、勢いで粉が飛び散っちゃったり、ダマダマができちゃったりする、という物理的な難点です。
このオバジCにはそれがない。ちょこっとお湯を足してざっくりと混ぜ合わせてると、フワフワしゃぼん系の泡が一気に立ってきます。
その速さと使いやすさに「やっと技術が進化してくれてる!」と驚いたんです。
そして洗い上がりには、小鼻の角栓がかなり落ちていたことともう1点、顔色全体のトーンが上がっていることに驚きました。顔色がパッと冴えた、くすみが一掃された、という印象。
これは、配合されている、タンパク分解酵素と皮脂分解酵素という2種類の酵素が、皮脂の詰まりや黒ずみ、古い角質を分解してきちんと落としてくれているからだと思います。
さらにビタミンC(アスコルビン酸)と、こだわりの潤い成分が配合されているのですが、そのおかげか、突っ張るような感触がゼロ。
私は元々は乾燥肌のため、こういう毛穴の汚れを取ったり古い角質をオフするコスメを使うと、たいてい洗い上がりは顔が突っ張った感触になります
が、コレの場合はそうならず、肌は全体にすべすべの感触。これなら冬場でも安心して使えるな、と思いました。
また使う度に、洗い上がりに顔色アップもすべすべ感も同じように実感します。
1日1個使ったとして、およそ1カ月分の個数でこのお値段は特に高額過ぎではないと思うし、私は毎日使うのではなく、多くても数日に1回程度の使用頻度ですが、使う度に効果と共に新鮮な喜びがあり、トータルで考えてコスパがよいと思います。
あくまで個人的な意見ですが、毛穴の黒ずみや角栓を落とす力が強いアイテムは、どうしても潤いまで取る力も強くなりがちなので、肌の自前の潤い力が落ちてくる大人の肌に毎日ガンガン使うのは勧められません。
そんな大人の肌にも安心して勧めたい洗顔料が、コレなのです。
オバジC 酵素洗顔パウダー
0.4g×30個 1,800円
https://www.obagi.co.jp/c-product/
♢ロート製薬
電話番号 03-5442-6098
https://jp.rohto.com/
私はココで購入しました
・トモズ アコルデ代々木上原店
http://www.tomods.jp/shop/sh_to84.php
プチプラ美
高級コスメにうっとりしつつ、デイリーメイクにはプチプラコスメも出番多し、の美容メインのなんでもライター。編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。……なのに寄る年波で部分的な毛穴の開きやテカリも気になる。スペインとお肉とオヤジ俳優好き。
Column
大人がうっとり♡ 優秀プチプラコスメ
大人にもオススメしたい、大人にこそ使ってほしい優秀なプチプラコスメ。コスメファンのプチプラ美が、いつものあのショップで見つかる、使ってよかったアイテムを紹介します。
2018.12.23(日)
文・構成=斎藤真知子