「世界一の朝食」を提供するお店として一躍有名になったbills(ビルズ)の人気メニューといえば? 言わずと知れた、リコッタパンケーキとスクランブルエッグですが、まだまだ注目しなくてはいけないメニューがありました。

billsのアボカドトースト「アボカド、ライム、コリアンダーのオープンサンドイッチ」1,320円。(C)Anson Smart
billsのアボカドトースト「アボカド、ライム、コリアンダーのオープンサンドイッチ」1,320円。(C)Anson Smart

 それは……アボカドトーストなんです。なぜ注目すべきかと言うと、味や見た目の話ではなく、billsのアボカドトーストが、“世界で初めてメニューに載った”ものなのです。つまり、billsが初めてレストランでアボカドトーストを提供したのです。

 それは1993年のシドニーの本店でのこと。そこからオーストラリアでbillsのレストランター、ビル・グレンジャーさんは、”アボカドトーストを世界に広めた人”として知られているのだとか

 そんなbillsが誇る伝統的な料理、アボカドトーストを実食してきました!

bills 表参道。スタイリッシュな空間でくつろぎのひとときを過ごせる。
bills 表参道。スタイリッシュな空間でくつろぎのひとときを過ごせる。

 いただいたのは、外光のたっぷり入る明るい空間が気持ちのいいbills 表参道。到着したアボカドトーストは、サワードウトーストの上にアボカド、ポーチドエッグ(オプション)、コリアンダーが乗っていて、どこか品のある佇まいです。

 まずは、別添えのライムをたっぷり絞って、フレッシュな香りを堪能してから、ポーチドエッグにナイフを入れます。とろりと出てきた黄身とアボカドとパンを一緒にパクリ。カリカリに焼かれたトーストと柔らかなアボカドの食感が抜群です。

写真はアボカドトーストにポーチドエッグ(200円)を付けたもの。色の濃い黄身がとろ~り。アボカドは丸々1個を使用。
写真はアボカドトーストにポーチドエッグ(200円)を付けたもの。色の濃い黄身がとろ~り。アボカドは丸々1個を使用。

 アボカドとポーチドエッグだけだと、少し味がくどくなるような気がしますが、ライムとコリアンダーがアクセントになって、最後までさっぱりいただくことができました。

オプションの食材。左から:ベーコン 400円、ガーリックマッシュルーム 350円、フェンネルソーセージ 420円、ハロウミチーズ 400円、自家製グラブラックスサーモン 420円、フレッシュトマト 320円。
オプションの食材。左から:ベーコン 400円、ガーリックマッシュルーム 350円、フェンネルソーセージ 420円、ハロウミチーズ 400円、自家製グラブラックスサーモン 420円、フレッシュトマト 320円。

 ちなみに、ベーコンやサーモンなど8種類がオプションとして用意されてるので、好みのものを数種類オーダーして、みんなでシェアしながらアボカドトーストパーティを楽しむもおすすめです。

2018.10.15(月)
文=CREA WEB編集室