台北市政府および雑誌「台北ウォーカー」が全面協力

グレゴリ青山さんが個性的な書店を巡る「本の街台北」、小道迷子さんがベジタリアン事情を探る「台北ぐるぐる素(ベジ)めぐり」というコミックエッセイ2本も収められている

 気軽に訪れることのできる海外旅行先として、昔も今も不動の人気を誇るのが台湾。特に、昨年の日本から台湾への渡航者数は約120万人という過去最高の数字を記録したという。さらなる盛り上がりが期待されるこの絶好のタイミングで、首都・台北の現在をヴィヴィッドに伝えるガイドブック『台北市政府協力ブック 台北旅行いきましょう!』が刊行された。

 本書はその名の通り、台北市政府と雑誌「台北ウォーカー」の全面協力のもと誕生。今訪れたい台北の美食・観光スポットを完全網羅している。

 巻頭には、近年の台北への女子旅ブームの火付け役となった渡辺満里奈さんへのロングインタビューを掲載。彼女は、台湾に興味を抱いたきっかけや、再訪したいと熱望するスポットを披露してくれる。また、昨年の東日本大震災に対する台湾の人々からの温かい支援への感謝を述べることも忘れてはいない。

 ドラマ「最後はキミを好きになる!」などに出演し、日本にもファンの多い華流トップスターの王傳一さんは、流行の先端を走る信義區を案内。超高層ビル「台北101」をはじめ、必見の見どころを教えてくれる。

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2012.10.05(金)