人生の最後に食べたいものを作家に問う
オカヤイヅミ『おあとがよろしいようで』

みんなが幸せになってほしいと願う
「シングルファーザー」を描くマンガ2作

女ひとりの生活の豊かさを教える
綿矢りさの『私をくいとめて』

旅を終わらせるために仲間と寄り添う
「絶望ツアー」がテーマのマンガ

異世界への入口をそっとのぞき見る
旅情奇譚、森見登美彦の『夜行』

宇宙人兄弟と光源氏がやって来たら？
「来訪者」がテーマのマンガ

松田青子の目で世界を見てみたくなる
『ワイルドフラワーの見えない一年』

6匹の子猫たちと人々との物語
柳美里の『ねこのおうち』

迷宮のような風景でそぞろ歩き
「街歩き」がテーマの奇妙なマンガ

運命的な愛の行方を追う究極の恋愛小説
平野啓一郎の『マチネの終わりに』

面倒見がよくて包容力バツグン
「オカン系男子」を描いたマンガ

鎮魂と救済の新しい物語
彩瀬まるの『やがて海へと届く』