デビュー前に傑作ミステリー200冊を
読み漁った著者を魅了した乱歩ワールド
『令和　人間椅子』（志駕 晃）

李琴峰が誰からも奪われない／
奪わない言葉で紡いだ、唯一無二
の小説『彼岸花が咲く島』

「エンパシー」をどう訳すか
『他者の靴を履く アナーキック・
エンパシーのすすめ』

「食堂のおばちゃん」「婚活食堂」との
相互乗り入れも！　『枝豆とたずね人
ゆうれい居酒屋5』（山口 恵以子）

葉室麟先生、村上豊先生……。天におられる先生方に助けられて　『地上の星』（村木 嵐）

吉村昭の「話を引き出す力」の凄まじさ　『戦史の証言者たち』（吉村 昭）

【鄭成功がモデル】大作映画になりそうなスケールとリアリズム『海神の子』（川越 宗一）

台湾からやってきたハードボイルド探偵
「呉誠」は如何にして生まれたか？　
『台北プライベートアイ』（紀蔚然）

「けだもの以下」と吐き捨てられても…
北条政子の悲哀と決断　
『夜叉の都』（伊東 潤）

「エンパシー」を働かせる“範囲”
倫理的問題を考える『他者の靴を履く
アナーキック・エンパシーのすすめ』

額縁の中の、ここではないどこか
『凍る草原に絵は溶ける』
（天城 光琴）

精神科医と患者の対話
『うつを生きる　精神科医と
患者の対話』（内田 舞、浜田 宏一）