iPhoneには緊急事態の助けになる機能や、iPhone自体が利用できなくなる事態を解決するためのさまざまな機能が搭載されています 電源ボタンを5回連続で押すと、大音量で防犯ブザーが鳴るとともに、緊急電話を発信するまでのカウントダウンが表示されます。ちなみにこの画面は、音量大ボタンと電源ボタンの同時押しで表示される「緊急SOS」のリンク先にあたります 下段の「停止」をタップし、「キャンセル」を押すと取り消せます カウントダウンがゼロになると、緊急電話の選択肢が表示されますので、いずれかを選択して発信します。任意の番号へのダイヤルはできません 電源ボタンを5回連続で押した瞬間になる大音量の防犯アラームは、設定画面の「緊急SOS」を開き、「カウントダウンで音を出す」のチェックを外すことで解除できます 今回はPCの画面を例に紹介します(スマホでも問題ありません)。まずはiCloud(https://www.icloud.com/)にアクセスし、iPhoneと同じApple IDでサインイン。「iPhoneを探す」をクリックします iPhoneの位置が表示されます(この地図はかなり引いた状態ですが、実際にはもっと番地単位で詳細に表示されます) 「紛失モード」を選択し、連絡先電話番号とメッセージを入力します。これらの手順を飛ばしてリモートで消去を実行することもできます 紛失モードに設定すると、そのiPhoneには連絡先電話番号とメッセージがロック画面に表示されるようになり、ほかの用途には利用できなくなります もっとも手軽な再起動方法は、音量ボタンの大小どちらかと電源ボタンを同時に長押しし、「スライドで電源オフ」で終了→起動させるというものです。ただしタッチスクリーンが使えない状況下では役に立ちません タッチスクリーンが使えない場合は、まず音量大ボタン、次に音量小ボタンを、それぞれすばやく1回ずつ押します そのまま間髪入れずに電源ボタンを長押しします。「スライドで電源オフ」が表示されますが無視して押し続けます 画面がブラックアウトし、林檎マークが表示されれば再起動成功です。この間、タッチスクリーンはまったく使用しませんので、タッチの反応がなくても問題ありません ©iStock.com