◆第3位『未来ちゃんには無理だよ』倫理子/祥伝社
勉強はできても、自分の見た目には自信がない高校生の未来。幼なじみのさえはかわいくて、未来の気になる男の子・アキヒコとも仲がいい。そんなある日、未来はさえが大きな夢を目指して努力していること、アキヒコがさえを好きだということを知る。傷ついた未来がさえに放った言葉は、本当は誰に向けたものだったのか……?
誰もが自分にないものを求めてもがき、涙する。そんなわたしたちの呪いを打ち破り、劣等感の向こうにいるあなたと手を繋ぐ物語。
鈴木さん推薦コメント
「お互いに必死で努力して、何かを掴み取ろうとしてもがいて、それでもできなくて……。実は、お互いがお互いを『羨ましい存在』として見上げていたふたり。誰の心にもあるドロドロとした感情をどこまでも分かりやすく、かつ丁寧に描いた本作は、私たちに『夢に向かって進むこと』、そして何より『自分自身を信じること』の尊さを教えてくれます。自分に足りないものを抱えながらもがく少女たちの痛みと成長を描く、人間関係のリアルに迫るヒューマンドラマ! 今、自分の道に迷っているすべての人に届いてほしい、至高の一冊です」
Q2 これまでに読んだすべての作品の中から、あらためて夜ふかしして読みたい作品は?
◆『花咲ける青少年』樹なつみ/白泉社
「白泉社の人気雑誌『LaLa』が50周年を迎えたということで、改めて読み返してみましたが、何度読んでも圧倒的な面白さに震えます。
国や宗教、人種を超えた壮大なロマンと、魅力的すぎる男たちとの夫探しゲーム。今読んでも全く古さを感じさせないどころか、「今こそ読むべき作品では⁉」と思えるほど時代を超えた輝きを放つ、燦然と輝く至高の名作です!!」

