パリ在住のエッセイスト、井筒麻三子さん。自身のYouTubeチャンネル『GOROGORO KITCHEN』でパリでの華やかな暮らしを発信されていますが、実はかなりの“おうち好き”。だからこそ、月に数回出かけるパリの街並みの美しさが新鮮に映るそう。井筒さんの新著『パリの幸せおこもり暮らし』では、素敵なアパルトマンで日々おこなっていること、またとっておきの場所を紹介しています。本書より、一部を抜粋してお届けします。
» 初めから読む:「買えないなら自分で…」「ポン酢や蕎麦も手作り」パリ在住12年のインフルエンサーが見つけた“おこもり暮らし”の最適解
運動もやっぱりおうち&ご近所で
昔から万年ダイエッターだった私。学生時代の「りんごだけダイエット」から始まり、社会人になってからは美容関係の仕事をしていたこともあり、マイクロダイエット、酵素ドリンク、レモネードダイエット、断食道場、加圧トレーニング、パーソナルトレーニング、ザ・トレーシー・メソッド、糖質制限……と、流行したダイエット法は一通り試しました。でも、そういったものは一時的に痩せても、なかなか維持ができないんですよね。
40代に入ってからは、もはやダイエットへのモチベーションもなくなり、好きに飲み食いするように。それでも、体重は以前より高めとはいえあまり変化していなかったのですが、50代に入ると、じわじわと自己最高値が更新されていき……。お酒好きでほぼ毎日飲んでいましたが、さすがにまずいと思い、仕方なく週1~2回に控えることにしました。
そんな矢先にインフルエンザにかかり、ほとんど食べられずに寝込んでいたら、お酒を控えていたこともあってか2キロ減。けがの功名だけれどこの体重をキープしたいと思い、以前からたまにしていた朝のヨガを再開してみたところ……体調不良でこわばっていた身体が隅々まで伸びて、本当に気持ちがよくて。忙しいから、とつい後回しにしがちだった運動ですが、家で、それもたった10分でも身体を動かせば、きちんと効果はあるのだなと嬉しくなりました。
身体が動くようになると、もう少し運動量を増やしたくなり、以前に少しトライした令和版ビリーズブートキャンプを毎日30分続けるように。すると体重は変化なしなのにお腹周りがすっきりし、デニムもワンサイズ下がはけるようになったのです。最初は筋肉痛になっていたビリーズブートキャンプも、今では軽く汗をかく程度になり、全身の筋肉量が増えた実感があります。
同じ頃、筋トレにハマった夫は近所のジムに通い始めましたが、私は相変わらずおうちトレーニング派。以前、パリでヨガやバレエのクラスにも参加しましたが、出不精な性格ゆえ、どうしても続きません。でも家なら、やる気さえあればすぐ始められます。気分が乗らない日は「最初だけやって、無理ならやめていい」と自分に言い聞かせますが、いざ始めるとなんとなく最後までできてしまう。ハードルを下げつつ、少しずつでも続けることが、身体を変えるコツなんだなと感じています。
