ポール ゴーギャン クルーズに乗船するには、出港&帰港地であるタヒチ島パペーテでの前後泊が必要です。一生モノの旅なら、セレブ御用達リゾートの「ザ ブランド」。予算を控えめにするならば、街中のホテル。旅の目的にあわせて、選びましょう。


ラグジュアリーなエコリゾートに滞在し、完璧な夢の旅に!

 クルーズの出港日によっては、タヒチ島のパペーテで前後泊をすることになります。この滞在はクルーズの料金には含まれていないため、リーズナブルに収めることも、この際だからと憧れのリゾートをチョイスして完璧な旅に仕上げることも、お好み次第。ここでは両方の過ごし方をご紹介しましょう。

 まずは、ウルトラ・ラグジュアリーなプラン。タヒチを愛した俳優マーロン・ブランドのビジョンを受け継いだ、ハイエンドなエコリゾート「ザ ブランド」でのステイはいかがでしょうか?

 タヒチ島から空路で約20分。12のモツ(小島)からなるテティアロア環礁を丸ごとリゾートにした「ザ ブランド」。12のモツのうち、ヴィラやレストラン、プール、スパなどがあるのは、オネタヒ島。ここを拠点に、ゲストはタヒチの美しい自然に抱かれる日々を送ります。

 35棟のプライベートヴィラと1棟のレジデンスからなるナチュラルな風情の客室は、96平方メートル以上のゆったりとした間取り。全室にプライベートプール付きです。

 4カ所のレストランはフランス料理の技法を活かしたポリネシア料理や、日本人シェフが腕を振るう鉄板焼き、マーロン・ブランドが撮影後に立ち寄ったバーを再現したビーチバーなど、雰囲気が多彩かつフーディーも納得のレベルです。

 けれど、「ザ ブランド」はラグジュアリー一辺倒ではありません。マーロン・ブランドのビジョンである「この地に暮らす先人を尊び、次世代へ美しい自然を残す」ために、二酸化炭素の排出量の削減、資源の節約、廃棄物の削減、自然環境への配慮などに積極的に取り組んでいます。これらの活動が認められ、リゾートとしては世界ではじめて国際的な環境認証制度LEEDの最高ランク、プラチナ認証を獲得しています。

 ゲストが島の美しい自然に触れ、環境への理解を深める一助となっているのが、宿泊料に含まれているガイド付きツアーです。そのひとつ、リゾート内のモツに訪れ、自然環境や古代遺跡を見聞する「テティアロア・アルティメット・ツアー」に参加しました。

 ボートは鏡のように穏やかなラグーンを滑るように走り、周囲では真っ白なアジサシが海面スレスレを気持ちよさげに滑空していきます。ボートが接岸したのは、“バードアイランド”。熱帯の植物が自由奔放に枝を伸ばしたジャングル内をしばらく散策していると、ガイドが巨大なヤシガニを発見。海岸線を歩けば、頭上や足元、木のウロの巣から海鳥のヒナが顔を出しています。ちょっとした、“生きた博物館”です。

 ガイドツアーには他にも環境保全に対する取り組みを見学する「グリーンツアー」もあります。海洋深層水を使った空調設備やゴミのリサイクル、オーガニックガーデンや、リゾートの60%の電力を賄うソーラーパネル群など、実験的な最先端の取り組みもあれば、昔ながらの方法も。こうしたツアーはかけがえのない自然に対して、意識が芽生えるきっかけになるはずです。

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