【2】思いを受け継ぐアーカイブ
アウトドアからファッションまで。60年の歴史を物語るプロダクト
ザ・ノース・フェイスはこれまで、アウトドアで培ってきた技術や機能性をより多くの人に体験してもらい、自然への関心につなげることを目指してきた。その過程では、さまざまな思想や文化、デザイン言語を持つブランドとの協業も行っている。
会場には、ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN)、ハイク(HYKE)、エンダースキーマ(HENDER SCHEME)、グッチ(GUCCI)などとの過去のコラボレーションプロダクトを展示。
アウトドアで培われた機能性と、それぞれのブランドが持つデザイン性を掛け合わせることで、ザ・ノース・フェイスが単なるアウトドアブランドにとどまらず、ファッションやカルチャーの領域へと活動を広げてきたことがわかる。
また、ブランドの黎明期を知る人物として、1968年に創業者からノースビーチの店舗を引き継ぎ、ブランドの規模拡大に大きく貢献した第二期創業者、ケネス・ハップ・クロップ(Kenneth "Hap" Klopp)にもフォーカス。
会場では、彼が1960~70年代前半に生み出したプロダクトを紹介するとともに、本人へのインタビュー映像を上映。ブランド初期のムードや、現在も愛されるアイコニックなプロダクトが生まれた背景に迫っている。
「最初に注文が入ったのは寝袋14個。現在の規模を考えれば大した数ではないが、とても誇らしかった」と語るケネス。ひとつのブランドが大きく成長していく、その原点を感じられる展示だ。
