ジャンボたかお、シカゴ実業ポイズン、ダンビラ大原……もずくと芸人の攻防戦

 益々荘って2階に益田さん親子それぞれの部屋があって、リビングとキッチンがある1階に、僕は銀次さんと住まわせてもらっていたんです。銀次さんの部屋の前には襖があるんですけど、朝起きると、もずくは銀次さんの部屋の襖をカリカリして。開いた瞬間、銀次さんの顔をぺろぺろと舐めるというルーティンがありました。

 今の家に引っ越してから、益田さんと銀次さんがもずくに会いに来てくれたことがあったんです。銀次さんと会った瞬間、顔を舐めて喜んでましたけど、益田さんにはワンワン吠えて。仲良くしてほしくて、用意した犬用の口輪をはめて会ってもらったんですけど、全然ダメでした。

――大阪にいた頃から、人への好き嫌いは激しかったんですか?

 当時は今ほど感じてなかったです。レインボーのジャンボ(たかお)が泊まりにきた時、大きい声を出すジャンボにもずくが吠えるっていう攻防はあったんですけど、外面はめっちゃよくて散歩中に会った人にはしっぽを振って近づいていったりしていたので、人嫌いではないと思ってたんです。

 今は益々荘を出て、シカゴ実業のポイズンさん、ダンビラムーチョの大原さんと一軒家でルームシェアをしています。最初、ポイズンさんと2人で住もうと話して家を探してたんですけど、なかなかいい物件がなかったので、益々荘にお世話になっていたんです。その後も物件は探していて、途中でポイズンさんから「大原も一緒に住みたいらしいけど、いいか?」と言われて。「ただ、大原は犬が苦手だから、お前が交渉しろ」と言われたので、大原さんに話しに行ったら「お前の犬は噛むのか?」って聞かれたので、「大丈夫です。噛まないです」って答えて3人でルームシェアすることになったんです。

 一緒に住み出してから、大原さんもだんだん慣れてきたのか、散歩にも一緒に行ってくれるようになって。散歩の途中、角から出てきたワンちゃんにびっくりしながら、「もずく以外の犬はまだ無理だな」「もずくがいなくなったら泣くわ」って心を開いてくれるくらい親しみを持ってくれるようになったんです。

――それは嬉しいですね。

 嬉しかったです。けど……ある日、僕が仕事から帰ってきたら、2階から「どういうつもりだよ!」っていう大原さんの怒鳴り声が聞こえてきて。何かあったなと思って急いで向かったら、太ももを押さえた大原さんに「こいつ、マジでわかんねぇよ」って言われたんです。聞くと、ウインナーを食べていた大原さんにもずくが近づいてきたので、「なんだ?」って言ったら急に噛みついたらしくて。大原さん、「俺はやっと心を開いてきたのに、なんで裏切るんだよ!」って言ってました。

 そんなことはありましたけど、昨日はご飯を食べている大原さんの足元で、もずくが寝転がったりしていたので、大原さんが嫌いというわけではないと思います。

――ただ、噛み付くのは厄介ですね。

 かなり悩んでます。パピー期に甘噛みもそんなしてなかったのに、4、5歳くらいから急に噛みだすようになっちゃって。

――何か思い当たる理由はないんですか。

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