自家製チーズだけじゃない! 台湾土産にぴったりのアイテムが揃う店

 台湾グルメといえば、小籠包や魯肉飯などを思い浮かべる方が多いはず。正直なところ、「台湾産チーズ」と聞いても、ピンと来る方は少ないかもしれません。ですが今、台湾の本格的なチーズブランドがじわじわと注目を集めています。

 ミシュランレストランのシェフからも支持を集める「慢慢弄乳酪坊」。ここのオーナーであるオーナーのイザベラさんは、台湾におけるチーズ作りの第一人者として知られています。

 もともとテレビ業界で働いていたというイザベラさんですが、イタリア料理をこよなく愛し、イタリアに通っているうちに、「台湾でもフレッシュなチーズを食べられるようにしたい」と思うようになります。その後、日本とイタリアへ修業に赴き、腕を磨きます。

 自身のブランドを創業したのは2016年。現在も台湾独自のチーズ文化を育て、広めていくために、日々奔走しています。

 工房は台北近郊にあり、桃園市の牧場から仕入れたミルクを使い、早朝からチーズ作りに励んでいます。一方、市内の店舗は何度か移転を重ね、今年4月にはMRT中山國中駅近くにカフェ兼セレクトショップをオープン。ここ「起司日和 Cheese Biyori」はこれまでよりもカジュアルなスタイルで、「暮らしのなかで気軽にチーズを楽しんでもらいたい」という思いが込められているそうです。

 カフェでは自家製チーズの盛り合わせや、チーズを作る過程で生まれる乳清(ホエイ)を使ったドリンク、滑らかな口当たりのミルクデザート「乳花」などを味わうことができます。

 なかでも、濃厚でクリーミーなブッラータは必食。そのほか、モッツァレラチーズやリコッタチーズなど、さまざまな種類のチーズが揃っています。日本へ持ち帰る場合は、保冷剤や密封性の高いビニール袋などを準備するようにしましょう。

 店内には、イザベラさんがセレクトした台湾産食品も並んでいます。世界的な評価を受けている「柯亞果醬 Keya Jam」のジャム、「歐穀 OAT GOOD Granola」のグラノーラ、「沁峯養蜂場」の蜂蜜、さらには台中の人気カフェ「Coffee Stopover」の、チーズに合うコーヒーなども。いずれも台湾の豊かな風土と、作り手のこだわりが感じられるものばかりです。

 今回は、店内に並ぶアイテムの中から、日本へのお土産におすすめの商品をピックアップしてご紹介します。お店は台北松山空港からタクシーで5分ほどの場所にあるので、帰国の前においしいチーズを味わい、最後のお土産探しを楽しんでみてはいかがでしょうか。

次のページ 名店が開発した乳製品と好相性の特製コーヒー