◆第5位『悪魔二世』志波由紀/KADOKAWA

 「お母さんの遺体には、心臓がなかった」。母を亡くしたばかりの高校生・菊光は居候先の親戚に煙たがられている。なぜなら、菊光の父親は「悪魔」だから――。悪魔の強大な力と人間の優しき心を併せ持つ、二世の少女の物語。新鋭・志波由紀のデビュー作。

つづ井さん推薦コメント

「悪魔と人間両方の血を持つ主人公が、自分だけのやり方と距離感で様々な問題を解決していくお話。シリアスな展開もありつつ、淡々としたギャグと絵柄がマッチしていてとても楽しい! そして悪魔のデザインが毎回ありえないくらいかっこいいです」

Q2 これまでに読んだすべての作品の中から、あらためて夜ふかしして読みたい作品は?

◆『多聞さんのおかしなともだち』トイ・ヨウ/KADOKAWA

 レズビアンの母たちと暮らし、誰を愛しても祝福されるクィアな環境で育ちながら、誰のことも恋愛として愛せないことに悩む「内日(うつい)さん」。そんな彼女の繊細な心の揺らぎや人ならざるものと会話する「多聞さん」とのひと夏の不思議な交流を描き出す。

つづ井さん推薦コメント

「言葉にならないけど言葉にしたい、誰にも話したくないけど誰かに聞いてほしい。自分の内側のことを、この作品はすごく受け止めてくれます」

マンガ家
つづ井さん

元気で楽しそうな姿が評判を呼んでいる。現在は『とびだせ! つづ井さん』『チャレンジ! つづ井さん』(CREAコミック&エッセイルーム)、『つづ井さんのご自愛ください』(アサコミ)をトリプル連載中。

次の記事に続く ニッチェのふたりが語る愛読マンガ6選。名作ドラマから心...