CREA2026年夏号の「やっぱり、ハワイ!」特集が、現在好評発売中! CREA WEBではその一部を抜粋してご紹介します。


午後は優雅に、あのホテルで。アフタヌーンティー物語

 ハワイの“アフタヌーンティー物語”は、ハワイでもっとも歴史あるホテル、現「モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ ワイキキビーチ」からスタートした。

 ホテル内の「ザ ベランダ」でアフタヌーンティーのサービスが始まったのは、1918年。当時、ヨーロッパからサンフランシスコやロサンゼルスを経由し、船で数週間かけてハワイを訪れていたのは、富裕層であるセレブリティや実業家たち。数カ月に及ぶ長期滞在も一般的で、ホテルではビジネストークやゴルフも盛んだったという。

 そんな中、同行した夫人たちは、たっぷりとある時間を優雅に過ごしたい……モアナの「ザ ベランダ」のアフタヌーンティーにはそんな背景があったようだ。

 後年、バニヤンツリーの周りを整備した際には割れたティーカップの破片が出土し、現在アフタヌーンティーに使われているのは、その柄を復元したもの。時を超え、同じカップでお茶を飲めるなんて!

 ハワイで“ベランダ”とは、海風が心地よく通り抜ける場所を指し、名門ホテルのティールームには、その名前が多く使われている。本格的なアフタヌーンティーと、ハワイならではの気持ちのいい空間。旅でもっと別世界に浸りたいなら、ホテルのアフタヌーンティーを体験するのも忘れがたい思い出になりそう。

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CREA 2026年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。