「自分を見つめ、コミュニティを作っていく」
女性限定イベントの意義を語る

 「WOMAN’S CLIMBING DAY2026」のイベント担当の新井さんは、「ボルダリングやクライミングは、アウトドアスポーツのなかで唯一、常に参加者が同じ空間にいられるスポーツ。だからこそ、お互いに声を掛け合えたり、支え合えたりするので、コミュニティが生まれやすいんです」と、女性同士がスポーツを通して繋がり、仲間を作っていくことが本イベントの目的なのだと話してくれました。

「通常は男女でできるスポーツなんですけど、女性にフォーカスすることで、より自分らしく自身を見つめ直したり、安心した空間の中で夢中になれる機会になると思うんです。そう考えて、女性同士がスポーツを通じて繋がり、仲間を作れるように『国際女性デー(International Woman’s Day)』に合わせてイベントを開催しました」(新井さん)

 イベントを体験した奈衣瑠さんも「同じ女性が頑張ってる姿を見ると、『私も頑張れるんじゃないか』ってパワーをもらえます。それに子どもも大人も同じ空間で平等に挑戦できるのがすごくいいですよね。大人が持つ計算も、子どもが持つ無邪気な挑戦心も、同じ空間でシェアできるのが魅力だなと思いました」と、年齢関係なく楽しめるボルダリング・クライミングの魅力を感じていました。

 実際に昨年4回に渡って開催された「WOMAN’S CLIMBING NIGHT」では、「年齢的に無理かと思ったけど、せっかくの機会だから挑戦してみたい」とイベントに訪れ、毎回少しずつ登れるようになった参加者もいるそう。こうした限定的に開かれたイベントが続いていくことで、一人ひとりの未知なる扉を着実に開いていけるのかもしれません。

 今回のイベントに参加した感想を聞くと、「もともとの性格的に、考えるよりも先に体が動くタイプなんですけど、ボルダリングやクライミングでもやっぱりそうなんだって思いました(笑)。考えて登ることがこのスポーツにおいて大事なのはわかってるんですけど、私はやっぱり触ってみないとイメージができないんです。それでも今日はすごく楽しかった。何が楽しかったんだろうって思ったら、たぶん自分が挑戦していく過程が好きなんだろうなって思ったんです。失敗して悔しくなって、また挑戦したいって気持ちになる。一番上まで行くことよりも、今の自分を認めてあげることが大事。改めて自分自身を見つめられて楽しかったです」と、自分自身を再認識できた機会に喜びの笑みを浮かべる奈衣瑠さんでした。

 アークテリクスでは登山、トレイルランニング、バックカントリーとアウトドアアクティビティのイベントを開催。イベントページで随時情報発信をしています。

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