Magnificent View #261
ピエルフォン城(フランス)
(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages
ピエルフォン城は、フランス北東部のピカルディー地方に聳える城館。
14世紀に建てられたものの、壁のみを残しほとんど廃墟と化していたこの城を二束三文で買い取ったのは、かの皇帝ナポレオンだった。それを甥のナポレオン3世が継承し、1857年から再建を開始させた。
その結果、中世そのものの外観を持つ優雅な城が出来上がった。
しかしその後、施主が失脚。資金もショートしてしまったため、継続中だった工事は1885年に中断された。それゆえ、今に至るも内装が完成していない部分があるのだそう。
この城では、リュック・ベッソン監督がミラ・ジョヴォヴィッチを主演に迎えて製作した『ジャンヌ・ダルク』をはじめ、多数の映画が撮影されている。
Column
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2014.06.18(水)
