3人体制のtimeleszの特徴は?

「あうん」の呼吸で“クリエイション”が生まれる
占星術のエレメント、火・地・風・水でいうと、直観やヒラメキに優れる火(松島)と情感豊かな水(菊池・佐藤)だけという偏りのあるグループ構成だった旧timelesz。火と水の相性は衝突もしますが、とても創造的。この3人だからこそ、“私が支えなければ”とか“一生ついていきます”的な熱量の高いファンに愛されるグループだったのでは。
そもそも占星術で3という数字は、自由・調和・クリエイティブがキーワード。お互いのノリが合うときは、多くを語り合わなくても「あうん」の呼吸でクリエイティブワークに臨めたはず。そんなふうに、これまで言葉にする必要性を感じてこなかった3人ですが、タイプロを通じて3人の間の“言葉によるコミュニケーション”の大切さに気づかされたのでしょう。
占星術的に「リーダーシップ」の素質を持つメンバーは?

菊池風磨がしばらくの間、リーダー的役割を演じる
占星術的にリーダーシップの素質を持つ人が1人もいないのが、新生timelezsの特徴と言えるのかも。人を率先していく能力を持つのは、主に火の星座、中でも牡羊座です。面白いことにタイプロの応募数は18922件もあったのに、4次審査、5次審査と進むうちに火の星座はほとんど見当たらなくなりました。そんな中で、唯一新メンバーに選ばれた火の星座は獅子座の猪俣さん。猪俣さんは月星座が蟹座で気質的には受け身タイプです。(松島さんも火の星座・射手座ですが、自由を愛する射手座にリーダーシップは気が重いかも)。
魚座にはリーダーシップの素質はありませんが、無意識に周りの要求に応えてしまうので、菊池さんがしばらくの間、リーダー的な役割りを演じることはあるかも知れません。
2025.04.20(日)
文=岡本翔子