日本の女性へ届けたいメッセージ
――ビュリーのプロダクトを通じて、日本の女性へ届けたいメッセージはありますか?
ビュリーの製品を使うことで人生を楽しんでいただきたいです。その中でもやはりフレグランスを取り入れることが自信に繋がると思うんですよね。いい香りを纏うと自分に自信を持てるので、ぜひ日本の女性にはそういった観点で使っていただきたいですね。
――自信を持ってほしい、というメッセージはとても新鮮だと思います。
他のビューティブランドはどうしても欠点にフォーカスしがち。配合されている成分のことや、「こうしたらアンチエイジングになる」など、そういったアプローチだけで、果たして私たちが幸せになれるのかは、少し疑問に感じるところです。

ビュリーの製品に効果があるのはもちろんですが、それ以上にその人の人生をより豊かに、ハッピーにしてくれることがビュリーの存在価値だと思っています。自分を労ることで、自分により自信が持てるという流れを大切にしていくべきですし、そうなれるようなライフスタイルやお手入れをこれからも提案していきたいと思います。
ヴィクトワール・ドゥ・タイヤック
「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」のブランドディレクター。人気セレクトショップのPRなどを務めたのち、2014年、夫であるラムダン・トゥアミ氏と共に1803年にパリで開店した総合美容専門店を復活させた。『三銃士』に登場するポルトスのモデルとなった人物の血を引くフランスの名門貴族出身で、美の歴史に深い知見を持つ。ビュリーは、アイテムだけでなく、店舗やパッケージにいたるまで洗練された世界観にも、日本をはじめ各国にファンが多い。
『美しくある秘訣』
ヴィクトワール・ドゥ・タイヤック監修
定価:6,380円(税込)
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー
https://buly1803.jp/products/l-art-d-etre-belle/

2025.03.21(金)
文=前田美保
撮影=橋本 篤