◆一心行の大桜

「一心行の大桜」は樹齢400年の一本桜。樹高14メートル、枝張り東西21.3メートル、南北26メートル、幹回り7.35メートルというスケールの大きなヤマザクラで、南阿蘇村のシンボル的存在だ。
春には淡い薄紅色の花を咲かせ、桜と同時期に周りを取り囲む菜の花も開花。桜と菜の花の黄色いじゅうたんのコントラストは鮮やかで、多くの観光客を魅力する。県内屈指の桜の名所だ。
見ごろの時期:3月下旬~4月上旬
一心行の大桜(いっしんぎょうのおおざくら)
所在地 熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松3226-1
https://minamiaso.info/culture/isshingyocherryblossom/
◆毎床の大桜

「毎床の大桜」は、球磨村の杉林の中に1本だけ立つヤマザクラ。樹齢は300年と推定されており、高さ約15メートル、幹回り3メートル以上の大きさを誇る。
満開になると、見る角度によってはハート形に見えるため、いろいろな場所から眺めてベストショットを撮影したい。
夜にライトアップされた桜は妖艶な姿へと変わり、一帯が幻想的な雰囲気に包まれる。
見ごろの時期:3月下旬~4月上旬
毎床の大桜(まいとこのおおざくら)
所在地 熊本県球磨郡球磨村大字三ケ浦毎床
https://go-kuma.com/archives/sight/%e6%af%8e%e5%ba%8a%e5%a4%a7%e6%a1%9c
2025.03.22(土)
文=CREA編集部
協力=熊本県観光連盟