この記事の連載
春の自腹買いプチプラ #01
春の自腹買いプチプラ #02
春の自腹買いプチプラ #03
春の自腹買いプチプラ #04
春の自腹買いプチプラ #05
2025年春の自腹買い決定プチプラ
#01 muice スポットメンテパウダー
みなさんこんにちは。2025年も、大人も納得の、スーパー優秀なプチプラコスメをご紹介していきたいと思います。
早速ですが、新作プチプラコスメの中でも、筆者が年初から「コレは自腹買いする!」と鼻息荒くなっているものをご紹介します。
“可愛い”の要素もあるのですが、どちらかと言えば“めちゃくちゃ使える”要素強めの5アイテム。まず、そのカバー力のすごさにあちこちがザワついている、muice(ミュアイス)です。
マルチパウダーでクマが消えた!? ひと塗りで感動のカバー力

いきなり大げさな見出しをつけてしまいましたが、このmuiceの「スポットメンテパウダー」は、元々肌の色ムラや赤味のカバー、ハイライトとしてなど、マルチに使えるというカラーパウダーです。
2023年に1色目の“01 ソコアゲベージュ”が発売されて注目を集めていたのですが、2024年の8月に限定発売された、“03 ムラ消しイエロー”という色が、「クマが隠れる!」「小鼻の赤味が消える!」と口コミでものすごく話題になり、ついに2025年1月24日から、定番商品として発売されることになったのです。
まず、本当にかなりクマがカバーできます。指に取って乗せるだけなのに、色が一瞬でムラなく乗ってパッと目の下が明るくなります。しかもクリーム状のものよりも、長時間ヨレなどが少ない印象。
筆者の目の下は色素沈着を含んだくすみと茶色っぽいクマで、そこまで極端に色が濃いわけではないものの、そのままだとやはり疲れ感が強いので、コンシーラーでのカバーは必須。
また年齢と共に、目頭から斜めに走る、いわゆる“ゴルゴライン”も茶色っぽく目立ってきているので、そこにもコンシーラーは欠かせません。
ですから最初にこの“ムラ消しイエロー”を乗せたときは衝撃でした。クリームやリキッド状じゃないもので、こんなにクマがカバーされるなんてアリ!? と。実はゴルゴラインもかなり目立たなくなります。
ちなみに「シミもカバーできる」という声もあるようですが、筆者のシミは、目立たなくはなるものの完全に隠れるところまではいきませんでした。でも薄いものならある程度カバーできると思います。

なぜパウダーなのにこんなにキレイにカバーできるのか、粉の細かい秘密が不明なのでわからないところもあるのですが、粉がピターッと均一に乗るという点と、このほんのりミルキーな卵イエローの色が秀逸なんだと思います。
また、よ~く見るとかなり微粒子のパールが入ってはいるのですが、指に取っても顔に乗せても、マットな質感にしか見えません。
コンシーラーなしでもかなりクマをカバーできますが、筆者はまず通常の通りコンシーラーを塗り、その上にこのパウダーを重ね、途中メイク直しの際にまたこのパウダーを重ねる、という方法でクマを1日中カバーできています。
コレがホワイトだったら、筆者の肌色の場合だとかなりそこだけ白っぽく浮いてしまうと思いますが、イエロートーンなので極端に白浮きせずになじんでくれるのです。
2025.01.29(水)
構成・文=斎藤真知子