職人たちが生み出す、上質な革製品。試行錯誤を重ねたチャレンジも
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新喜皮革の職人さんたちは現在15名。10代から60代までが働き、その道25年のベテランの方もいらっしゃいます。

製革の工程は、加工する製品によって異なります。注文によっては手作業での染色や、仕上げに蝋(ろう)引きをすることも。高い技術力が要される作業もあり、熟練の技が革の美しさを引き出します。
今回、工場を案内してくれたのは、3代目社長の新田芳希さん。

工場を見てまわる間も、「それ、ちゃんとやれているか?」としっかりと声かけをされていました。ときには自身も作業に入り、職人さんたちも笑顔を見せながら、手を動かし続けていました。

また、新喜皮革では、魚の皮の加工にもチャレンジしています。すでに製品化されているものもありますが、試作も入れると、加工する魚の種類は多種多様。

琵琶湖でとれるブラックバスや、キャビアのために養殖されたチョウザメなど、そのままでは活用しにくい皮たちを、美しく生まれ変わらせるために試行錯誤を重ねています。
2025.02.22(土)
文=狸山みほたん
写真=釜谷洋史