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#5 横顔も美しく見せる、計算ずくのくびれミディ

 鎖骨ラインでくびれるよう、全体的にレイヤーを入れたスタイル。

 顔周りも頬骨をカバーしつつ、髪が後ろに流れるよう、鼻横からたっぷりレイヤーを入れることで、かきあげた時に自然な毛流れが生まれ、横顔も美しく見せてくれます。

 モデルのように、顔周りの毛束を後ろに流せば大人っぽい印象に、フェイスラインに沿うようにおろせばカジュアルな印象になるので、スタイリング次第で簡単に印象チェンジできるのも嬉しいポイント。

 ラフに乾かしただけでもスタイリングがキマるので、忙しい大人に嬉しいスタイルです。

オーダーとスタイリングのポイント

 ベースは鎖骨下に設定し、鎖骨ラインでくびれるよう全体的にレイヤーを入れる。ただし、毛先はスカスカにならないよう、厚みを残すのがポイント。顔周りも頬骨が隠れるようレイヤーを入れる。

 カラーは、ヘナ100%。モデルは部分的に白髪が目立つため、ヘナをチョイス。ヘナは白髪部分のみオレンジ色に染まるので、元の髪色と相まって自然なハイライト効果が。

 モデルはクセ毛のため、スタイリングはラフに乾かし、ヘアクリームで毛先にニュアンスをつける程度でOK。直毛の人は、ヘアドライ後、アイロンで毛先を軽く外側にワンカールさせて。

YASUDA’s Point

 全体的に自然にくびれができるようレイヤーを入れているので、キレイに整えようと思わず、ざっくりラフにドライヤーで乾かし、ヘアクリームでまとめる程度にした方が今っぽく仕上がります。骨格に合わせ、顔周りにもレイヤーを入れているので、トップのボリューム不足も解消できますよ。

 また、モデルのように部分的な白髪が気になる人は、ヘナ100%で染めるとブリーチなしでも自然なハイライト効果が得られるので、より立体感も際立つ仕上がりに。ヘナは、頭皮に負担をかけず、ツヤやハリ・コシもアップするのでエイジング毛に悩む人にもオススメです。

このヘアスタイルを担当したのは……
uka 東京ミッドタウン 六本木・安田泰斗さん

「扱いやすい・巻きやすい」をテーマに、骨格に合わせた小顔魅せを叶えるカット技術に定評あり。傷みにくいカラーリングや、ハイダメージのトリートメントも得意。
Instagram:@taito111

【協力】uka 東京ミッドタウン 六本木

https://uka.co.jp/salons/midtown/

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2024.12.27(金)
文=松原 彩