みなさん、こんにちは。
今年の後半は、なかなか収まらない猛暑に振り回され、このままずっと夏が続くのでは? という感じでしたが、それでも年末はやってくるわけで、今年もベストプチプラコスメをご紹介します。
ほとんどすべてのものの価格が上昇しているように感じる昨今ですが、プチプラコスメ界は変わらず元気に、2024年もさまざまな人気アイテムが誕生しました。普段メイクアイテムに比べると動きがやや少なめに感じるプチプラスキンケアにも、今年は変化が。
そんな中でリピートし続けるほどお気に入りになった、マイベスト10を発表します!
5つ目は、1回で感じる効果に驚いたルルルンです。
》#1 オーディナリー
》#2 ケイト
》#3 なめらか本舗
》#4 Fujiko
#05 くすみも乾燥も1度にケアできる! 大ヒットシートマスク
ルルルン ハイドラ EX マスク
このベストプチプラコスメは、基本的にはその年に発売したアイテムを優先してセレクトするようにしています。なぜなら、その方がその年の人気の傾向や、プチプラコスメの流れがわかりやすいのでは、と思っているため。
ですが、たいてい年の後半、特に10月から後の3カ月間に発売されたものは、発売日より前から試していることもあるとはいえ、使用してからの日数が少ないため、どうしてもその年のベストプチプラコスメに選びにくいという傾向が出てしまいます。
メイクアイテムは使った瞬間に「コレはいい!」と良さがわかることもありますが、スキンケア製品は、1回でハマることもあれど、数日~1週間、または数ヵ月単位で使っていて、「あれ、最近調子がいいのはコレのおかげかな?」と良さを実感するものもあるので、当然といえば当然ですよね。
そんな不憫な10月以降発売の製品に限り、翌年にエントリーしてもよいことにしよう。そう思ったのは、このルルルンがとてもよかったから! です。
このルルルンのハイドラ EX マスクは、発売は2023年。先行発売が10月2日で、全国発売は11月1日でした。
そこから使った人が良さを実感し、一時期は品切れを起こしていたところもあるほど、今年にかけて口コミがどんどん広がっていったので、今年のベストプチプラに選んだというわけです。
何がそんなにいいのかというと、1回で顔色が本当に明るくなる点(個人の感想です)! しかも使うたびにそう感じます。さらに肌のキメも整って、ツヤツヤになります。
シートマスクで「保湿された」と実感することはあっても、1回で「顔色が明るい」と実感することはなかなか少ないため、個人的な一番の感動ポイントはそこです。
上記は筆者の個人的な感想ですが、「透明感がかなり上がる」「弾力が出てもちもちに」「ぷるぷるになる」といった声も多く見られて、何かしらの効果を実感する人が多いのだと思います。
このシートマスクはいくつか特徴があり、ひとつは“エクソソーム”という最先端の美容成分が配合されている点。
資料によると「“エクソソーム”とは、幹細胞研究から発見され、肌トラブルにアプローチして修復を促す作用があるとされる、次世代の美容成分として注目されている」ということで、ハリやツヤが期待できる成分のよう。プチプラのデイリーケアアイテムに、先端再生医療発想の美容成分が配合されている、という点が注目されたわけです。
そこに、グルタチオン、アルブチン、レシチンという3点セットの整肌成分“白玉グルタチオン”が加わり、相乗効果で顔色が明るく感じたり、キメが整う、などの実感を得やすいのだと思います。
もうひとつの特徴は、化粧水タイプのシートマスクという点。ルルルンには何種類ものシートマスクがありますが、“ハイドラ”とついたこのシリーズは、「うるおい+α」の成分を配合した、“化粧水フェイスマスク”という位置付けなのです。
シートマスクと言えば、登場した頃は時間にゆとりのある時のスペシャルケアアイテムという位置付けで、シートに含まれてる液も、コクのある美容液や乳液に近いタイプのものも多かったと思います。
ですがこのルルルンは化粧水タイプというつくりで、洗顔後コレを最初に使ってもOK。その後に通常のケアをしてもOK、なのだそう。PRの方のお話でも、「毎日使いの化粧水タイプのシートマスクであることに、反響をいただいております」とのことでした。
化粧水タイプとはいっても、液自体はサラッとした水系ではなく、ある程度とろみも感じるテクスチャーで、使った後の保湿感はかなり高く、なんならコレのみでスキンケアを終わらせる日もあってもいいと思います。
そしてもう1点、シートの形状や質へのこだわりが高く、毎朝毎晩億劫にならずに使いやすいところも、大人気の一因。「とろけるような柔らかさ」にこだわったという、メルティーフィールシートは、本当に柔らかくて顔の凹凸にもピタッとフィットするし、広げづらいから面倒になる、ということもありません。
また、シートが最も柔らかく感じられるように、液量を設定しているのだそう。だから重すぎず、ちょうどいいひたひた感を感じられるのだと思います。「毎日使いやすい」「続けやすい」という声がとても多いそう。
2024.12.18(水)
構成・文=斎藤真知子