部屋ごとの理想を紙に書いて夫とイメージの共有をした
さくらさんは、夫と片づけのイメージを共有することが大切だと気づきます。「リビングではテレビを見る。くつろぐ」など、部屋ごとの理想を紙に書き出して壁に貼ると、お互いにやるべきことが自然と見えてくるように。
特にイメージの共有が役に立ったのは、キッチン。夫が料理好きなので、夫婦ともによく使う場所です。
リビング
「私が使うときに計量カップがなかったり、同じ調味料がいくつも出てきたり、ということがよくありました。ちょっとしたことですが、ストレスだったんです。でも、今ではそんなことがなくなりました。料理酒がなくなったことに気づいて私が補充したら、夫が『使いきったはずなのに、ある!』と驚き、『買っておいたよ』と伝えると、『ありがとう!』と言ってくれたこともありました」
新しくキャンプ道具を買ったときも、きちんと置ける空間があるということが嬉しかったそう。
片づけ終わった今では、息子が家じゅうを思い切りハイハイして回り、つかまり立ちもするようになりました。夫婦が目標としていた光景です。さらに、ロボット掃除機が動くたびに「片づけてよかったね」と夫婦で喜び合っています。
【彩智POINT】
さくらさんのよかったところはなんといってもご主人とゴールのイメージを共有できたことです。ゴールが共有できるとお互いがやるべきこと、できることが明確になります。
2024.12.01(日)
文=西﨑彩智