「悪の花」からはイ・ジュンギが登場

  続く「悪の花」ステージでは、イ・ジュンギが登場。ベージュ色のトップスに身を包み、「日本の皆さん、お久しぶりです! 会場の雰囲気がとても素敵ですね」と爽やかに挨拶をすると、会場からはイ・ジュンギの名前を呼ぶ声が飛び交いました。

「悪の花」という作品について聞かれると、「結婚した夫の役を演じるのは初めてでしたし、夫婦間のサスペンスやスリラー、そしてロマンスもあって、みなさんの心を燃えさせるように演技をしたいと思っていました」と撮影当時の心境を明かしました。

 そして、「悪の花」でも行われた「ファンが選ぶ名シーン総選挙」。10個の名シーンの中から、5位に選ばれた【(エピソード15より)ヒソンにナイフを構え、襲い掛かるヒョンスのシーン】について「良いシーンとして選ばれたらいいなと思っていましたのでキャスト・スタッフの想いが伝わったのだなと嬉しい気持ちです」と喜びを口にしました。

 「悪の花」の「名シーン総選挙」で1位に選ばれたのは【(エピソード11より)橋の上で泣き崩れながらジウォンに訴えかける場面】。ファンからの「子どものように号泣するシーンに胸が締め付けられました」というコメントが読み上げられると、「『悪の花』には、子どものように泣くシーンがたくさんありました。ヒョンスが感情をひとつひとつ感じていく過程を描いたドラマでもあったので、彼の感情を純粋に受け止めてほしいと思っていました」と語りました。

 さらに、「ヒョンスが感情をひとつひとつ感じていく様子を、僕がキャラクターに服を着せて表情を見せていくように作り上げていきました。僕にとって祝福のような作品でした」と作品への想いを明かすと、会場は温かい拍手に包まれました。

2024.10.27(日)
文=CREA編集部