オク・テギョンが語った仕事へのモチベーション

 続くファンからの質問コーナーでは、「ドラマで初めて悪役を演じてみた感想」を聞かれると、「思ったより体力面でも精神面でも辛くなることがあったんです。悪役という役柄についてずっと考えながら演じることが難しかったですね」と語りました。

 そして、もともと撮影が終わったらすぐに役から切り替えられるタイプだったにも関わらず、「ヴィンチェンツォ」については役が抜けるのに時間がかかったと話すと、撮影後のエピソードとして、済州島で海沿いを運転していた際に涙がすーっと流れたことを明かし、会場からは驚きの声があがりました。

「思ったより辛かったのかもしれないです」と当時を振り返りながらも、「次に悪役をやる時は詐欺師に挑戦したいです」と意欲を見せると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。

  さらに、「世界中を飛び回って大活躍されていますが、お仕事を頑張るモチベーションは?」という質問には「2PMというアイドルとしてキャリアをスタートさせた時からずっと、ステージを観に来てくださったり応援してくださるファンの皆さんの存在が一番のモチベーションです」と力強く答えました。そして、渡航先に持っていくものについて聞かれると「自宅から低反発の枕を持っていきます」と必携グッズを明かしました。

  ステージの後半では、トロッコに乗ってアリーナ席を回遊しながら、観客とのコミュニケーションを楽しむ時間も。トロッコに置かれたバブルガンを手にしながら、ファンの歓声に応えました。

 最後に「今日は楽しかったですか? 僕も皆さんとお会いできて嬉しかったし楽しかったです。今年は日本の作品にも出演することになり、また皆さんと会える機会もあるかもしれません。その日まで皆さんお元気で、待っていてくださいね!」と挨拶をし、温かい拍手が送られる中、ステージを後にしました。

2024.10.27(日)
文=CREA編集部