この記事の連載

 猫はそこに存在するだけでかわいい。だけど猫にまつわるトリビアや雑学を知れば、もっとかわいく愛おしく感じるはず。「CREA」2024年夏号の「猫のいる毎日は。」より一部を抜粋し、掲載します。


あのイグ・ノーベル賞を受賞した猫の液状化現象

 2017年のイグ・ノーベル賞で物理学賞を受賞したフランスの研究者が「猫は容器に合わせて形を変えるため液体なのではないか?」と発表をしたことで、猫の液体説が有力に。

 猫の身体がこんなにやわらかいのは、猫は約240本と人間よりも多くの骨を持っているから。肋骨は左右各13本ずつ、腰椎は人間よりも2本多く、脊柱を柔軟に動かすことが可能だ。

 さらに鎖骨の退化もあり手足を自在に操れるなど、液体と言われるのも納得。

ねこは液体

「ねこは液体」調査委員会
定価 1,430円(税込)
河出書房新社
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 K-POP界のレジェンド、SUPER JUNIOR-D&Eドンヘさん、ウニョクさんをお迎えしたスペシャルインタビュ―、&TEAMJOさんと愛猫ミントの貴重な2ショット、SNSで話題沸騰中のマンガ『猫に転生したおじさん』作者・やじまさんによる特別描きおろしマンガ&シール付録など、「猫のいる毎日は。」特集は「CREA」2024年夏号でお読みいただけます。

次の話を読む緊急時に役立つ「ねこHELP手帳」家で待つ愛猫を悲しませないために[猫を愛したくなる26のトリビア]

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猫を愛したくなる26のトリビア

2024.07.14(日)
文=船橋麻貴

CREA 2024年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

猫のいる毎日は。

CREA 2024年夏号

猫のいる毎日は。

定価950円

人生に大切なことを猫は全部知っています。過去や未来ではなく、いまを生きること。必要なときに食べ、好きなときに眠ること。人に気を使いすぎないこと――。そう、猫は最高! それにしても、私たちはなぜこんなにも、この不思議な生き物に魅了されてしまうのでしょうか。1998年に日本の女性誌ではじめて「猫」を特集し、パイオニアだったCREAが、終わらない猫ブームが続くいま、12年ぶりに、猫と人との幸せな関係を紐解きます。