2024年6月6日(木)21:38に、月は新月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、双子座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

人間関係について再考

 知識とコミュニケーションを司る双子座の新月の日は、人との関係を考えるのに最適です。

 たとえば今ある交友関係の相関図を作成し、ひとりひとりについてメモしてみます。すると相手のよい面、イヤな面が見えてきて、この先どうつき合っていけばよいかがわかるように。

 また相関図を見つめているうちに「この人のようになりたい」「お手本になる同性の先輩が欲しい」といった願いごとが浮かんできそうです。

 この日は好奇心が旺盛になると同時に行動力も増すため、フットワーク軽く新しいものに飛び込んでいけます。

 自分の進んできた道に対し、「方向転換もありかも」と変化を楽しむ感性が授かるのも、双子座の新月ならではです。

 この日は新月に対し金星が合、そして土星がスクエア(90度)に。少し離れて幸運の木星が双子座で応援しています。

 対人関係には、チャーミングな笑顔と自制心がキーワードになります。

 この新月は特に双子座にチャンスを授け、次いで天秤座、水瓶座にも人生の選択肢を増やしてくれるでしょう。

〈『ムーンカレンダー』(リボンシップ)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。
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