衣類を全部出して、5種類に分類!
次に衣類を仕分けしてみましょう。衣類は、「好き/嫌い」などの感情面と、「着る/着ない」などの機能面、どちらも大切ですので
(1) 大好きで良く着るもの
(2) 好きではないけどよく着るもの
(3) 好きでもないし2年以上着ていないもの
(4) 好きだけど着ないものや迷うもの
(5) 冠婚葬祭用などの特別なシーンで着るもの
に分けてみて下さい。
まずは、(1)と(2)を手に取りやすい位置に戻しましょう。この時、「アイテム別→その中での色別」に並べるだけでもすっきりします。
(3)は、間違いなく処分対象……手早く家の中から出してしまいましょう。好きなら別ですが、流行の流れも速い今、2年から3年着なかったとあれば、まずは着ないと考えて下さい。
(4)は、これがあるからクローゼットがパンパン! なんてお宅も多いですね。今回はこれをいつもの場所には戻さずに、今すっきりとしている(1)と(2)の場所に戻したいかをよく考えながら、着てみて下さい。そしてしっかりと鏡を見て! 最初にイメージした、なりたい女性像に近づけそうですか? どうしても迷うものや、思い出の衣類は別の場所に保管して。少々手の届きにくいクローゼットの上の棚などの場所にまとめて、しまいましょう。迷うものの見極めは、最後にまとめて行うことがポイント。途中で迷ったり着てみたりしていては、なかなか片付けが終わらないのです!
(5)は、普段開けやすい扉とは逆側に置くなど、いつもの衣類の取り出しのじゃまにならない位置に置いて下さい。
最終的には、毎朝の服選びが楽しくなるような、ワクワクするお洋服のつまったクローゼットになるといいですね! そのためにも、まずは自分の“好き”を確認するところから始めてみて下さいね。
Column
鈴木尚子のもっと心地いい収納スタイル
CREAのインテリア特集に収納エキスパートとして登場し、“収納ベタ”読者にズバリ適切アドバイスを施した片付けのプロ、鈴木尚子さん。「実は片付けが大の苦手だった」鈴木さんが、結婚・出産を機に見つけ出した片付けの極意とは? 理想の空間や暮らしに近づいていく整理術とは? ご自宅のプライベートフォトを添えて、分かりやすくご紹介します。
2014.03.02(日)
文・撮影=鈴木尚子