待ちに待った、旅して家族や仲間と賑やかに楽しめる夏がやってきました!

 海外旅行もいいけれど、日本には四季の移り変わりを感じられる風景が数多く存在しています。自粛中に、そんな日本の魅力に気付いた人も多いかもしれません。

 「いつか」ではなく、今度の夏休みの旅行の参考に。私たちを待っている夏色の景色をお楽しみください!

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆守谷海水浴場

 「守谷海岸」は、関東一と称される抜群の透明度を誇る海岸。「日本の渚百選」に選ばれており、海水浴やサーフィン、海岸散策などを楽しみに多くの人が訪れる。

 勝浦市内のなかでも特に広いビーチで、駅から徒歩約10分とアクセスの良さもポイントのひとつ。海岸は弧を描く入り江になっており、波の穏やかな海の景観は美しく、非日常を味わえる。

 沖合約170メートルの場所には渡島という小島があり、赤い鳥居が印象的。海とともに渡島の鳥居を写真に収める人たちの姿も見られる。また年に数回、気候条件が合うと潮が引き、渡島の近くまで行くことができる。

見ごろの時期:7月~8月

守谷海水浴場(もりやかいすいよくじょう)

所在地 千葉県勝浦市守谷765-9
https://bosotown.com/archives/62085

◆大山千枚田

 東京から一番近い棚田の里として知られる「大山千枚田」。鴨川市の「大山」のふもとに位置し、約3.2へクタールの面積に375枚の棚田が階段状に並んでいる。

 「日本の棚田百選」のひとつに選ばれており、周辺の里山とともにすばらしい日本の原風景を見せてくれる。棚田は地元農家の人々が代々守ってきたものだが、現在は「オーナー制度」の導入によって、都市住民の協力とともに美しい景観が守られている。

 四季折々の景色を楽しむことができるが、夏は緑が目にまぶしく、訪れる人々を癒してくれる。

見ごろの時期:4月~5月、7月~10月

大山千枚田(おおやませんまいだ)

所在地 千葉県鴨川市平塚540
https://www.senmaida.com/

2023.07.19(水)
文=佐藤由樹
協力=千葉県観光物産協会