台北の風景を眺めながら、グランドハイアット台北とのコラボメニューを堪能

 出発からほどなくして、一皿目がサーブされます。

 メニューは写真左上から時計回りに、「慢烤香料豬頸肉、水蜜桃、生菜、甜菜麵包(低温調理でグリルした豚あご肉のスパイシー風味と桃、生野菜のビーツブレッドハンバーガー)」、「義大利帕馬火腿、白酒葡萄、無花果水果麵包(パルマ産生ハムとマスカットのイチジクのオープンサンド)」、「烤義式小牛膝派、蜂蜜芥末(イタリアンビーフパイのハニーマスタード風味)」。しっかりとお腹にたまるメニューです。

 その後、ドリンクサービスが開始します。まずはカクテルなどのアルコール類の販売(有料、250元~280元)。次にセット料金に含まれているコーヒー又は紅茶の提供が行われます(無料でおかわり可能)。

 二皿目は台北市のランドマーク「台北101」前に停車してからサーブされます。

 お皿の真ん中にあるのは怪獣の形をした巨大な生食パン。そこから時計回りに「水果串、君度橙酒凍(フルーツスティックとコアントロージュレ)、「檸檬栗子蒙布朗(レモン風味のモンブラン)」、「70%生巧克力蛋糕(カカオ70%生チョコレートケーキ)」などのスイーツが盛られています。

 食事を満喫した後は、関連グッズの車内販売もありました。

 あっという間の1時間30分。それほど広いエリアを回っているわけではありませんが、いつもは地上から見ている風景を2階建てバスの高さから眺めることで、また違った雰囲気が楽しめます。また、このバスを見た街の人々が手を振ってくれたりするので、ちょっとした有名人の気分に浸れたり……。アフタヌーンティーでは、そんな楽しい時間を過ごせました。

 次は、黄昏時の風景や夜景を眺められるディナーも体験できたらと思います。

 今回のグランドハイアット台北とのコラボは2023年6月18日までの予定です。なお、ベジタリアンメニューなどの用意もあるようなので、ご希望の方は予約時に問い合わせてみてください。

矢作 晃之(やはぎ てるゆき)

埼玉県出身。最近は会う方から「日本語上手ですね」と言われますが100%日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、台湾で会社を立ち上げ、おかげさまで10年を超えました。現在はTVロケや雑誌取材のコーディネーターとして日々たくさんの方に新しい台湾を一生懸命探しながら紹介いたしております。CREA WEB読者の皆さんに喜ばれる、使える、役に立つ情報を発信させていただこうと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!!

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2023.05.06(土)
文・撮影=矢作晃之