島いちばんの絶景ビーチ、ニシ浜へ!
波照間島では3泊を予定していたのですが、台風のために石垣島からの船が欠航。やむなく2泊に削られてしまいました。駆け足ぎみに島内探検です。
まずは、島いちばんの絶景ビーチ、ニシ浜へ!
![ニシ浜の入口。“ニシ”とは方言で“北”のこと。ニシ浜は北西に位置しています。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/3/-/img_f3d5a16097e7fa69230fb47067385592429272.jpg)
北西部にあるニシ浜は、世界最大の旅行口コミサイトで日本のナンバー1に選ばれたことがあり、「沖縄で一番キレイ」との呼び声も高いビーチです。
ビーチの入口の高台に立つと、思わず歓声。アイスブルーの遠浅の海に空色、るり色、紺色、茄子紺色、いろんなブルーが折り重なっています。
![いろんなブルーが交錯する海の向こうには西表島。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/3/-/img_438cdc65c0c1c46777fd61cf86f93206412418.jpg)
水平線にはギザギザとした稜線の西表島、ダイバーの憧れのスポット「オガン」も見えます。
![ほんのりピンク色に見える波打ち際。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/1/-/img_01d9faee4604bceb8301becd897867d1402382.jpg)
波打ち際の砂を見ると、サンゴに交じって星砂の素の有孔虫の殻が目立ちます。これが、水際がうっすらピンク色に見える原因でしょうか?
ニシ浜は波照間島で唯一、遊泳可能なビーチ。透明度70メートルを超えるという水中は、まるでラムネの中を泳いでいる気分。真っ白な砂地が広がり、ヨスジフエダイの黄色が映えます。
続いて、日本最南端の酒造所、波照間酒造所へ。こちらの唯一の銘柄「泡波」は幻の泡盛と呼ばれ、ミニボトルは入手できても、三合瓶以上のサイズはめったに見ません。
![今年も泡波をゲットできず……。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/8/-/img_88e028a00709a7d37789ae004a3e96b8555411.jpg)
店の入口には、本日休業の張り紙。そしてミニボトル以外は「在庫なし」の文字。どうも今年は生産量が少なくて、島内での消費分をまかなうのに精いっぱいとのウワサも……。やむなく断念。
夜には星空観測タワーへと思っていたら、老朽化から休館中。
島を分断する断層を見に行っては、場所が見つからず……。と、ことごとく空振り。
2022.12.03(土)
文・撮影=古関千恵子