コロナ禍をくぐり抜けたハワイは、自然美や自分たちの文化の素晴らしさをあらためて再認識したもよう。
ツーリストもそんなハワイを思いやる心“マラマハワイ”でいると、より深く濃い滞在が期待できそうです。
今回は、そんなハワイならではの体験のうち、伝統文化に注目してみましょう。
華やかなルアウショーからハワイ滞在をスタート
![空の下で繰り広げられる「ワイキキ・スターライト・ルアウ」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/3/1280wm/img_0307e4983bc963b245aa196d1960c9e7590350.jpg)
“ルアウ”とは、ハワイ語で“宴”の意味。ハワイの伝統料理をいただきながら、フラを始めとするポリネシアン・ダンスショーなどを鑑賞する、いわばハワイ版ディナーショーのことを指します。
オアフ島ではいくつかのホテルでルアウショーを開催していますが、おすすめはヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートの「ワイキキ・スターライト・ルアウ」。ワイキキで唯一、週5日屋外のステージで鑑賞できます。
![エントランスで「アロハ~!」とオーキッドのレイをかけてもらいます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/6/1280wm/img_46d831d32bb96ecafa894f98bd5f79ea528012.jpg)
ルアウはサンセットが迫る夕刻からスタート。エントランスでオーキッドのレイをかけてもらう“レイ・グリーティング”を受け、芝生の会場に入ります。ステージ上では二対の巨大なティキ像が構え、トーチの炎が揺れています。あたりには宴の前の高揚した空気が満ちています。
![プレミアム席の観客はビュッフェに優先的に並べます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/5/1280wm/img_95b649ac01f6dcf14a8c63a3a8a991ed517286.jpg)
![カルアピッグや紫芋などハワイの伝統料理も並びます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/6/1280wm/img_b68164b4be397f5008c4d3ade7698967926489.jpg)
ステージでダンスショーが始まる前にディナービュッフェへ。“ポイ”や“カルアピッグ”などのハワイの伝統料理に加え、“チャウメン”といったローカルフードなど、ハワイの味が並びます。巻き寿司や照り焼きチキンなど、インターナショナルなメニューもあり、品ぞろえも充実。
おなかが満たされたところで、ダンスショーが始まります。指先まで表現豊かな女性の可憐な舞いにうっとりしたかと思うと、打ち鳴らされる打楽器と男性陣の迫力あるダンスに思わず圧倒。
![たおやかに踊り上げるダンサー。見入ってしまいます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/3/1280wm/img_03e5477501b8bf4742f071ed086edd80441660.jpg)
![子供たちもダンサーに夢中です。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/3/1280wm/img_73250b76607ceb4000de22675df14ad3537760.jpg)
古典フラに始まり、タヒチやトンガ、マオリなどポリネシアの島々の踊りが披露されていきます。そして3人の男性によるサモアのファイヤーナイフダンスで、盛り上がりは最高潮に。
![トリを務めるのは勇壮なファイヤーナイフダンス。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/c/1280wm/img_cc8bb806c74114d4a15d30260d1a2211347099.jpg)
ふと空を見上げると、星が。華やかな宴もそろそろ終わり。今回、滞在初日にルアウショーを体験しましたが、これは正解!
ハワイならではのおもてなしを受け、「ハワイに来た!」という喜びと実感、そしてこれからの滞在にワクワク感でいっぱいになるはずです。
ワイキキ・スターライト・ルアウ
所在地 ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート内
電話番号 +1-808-941-5828(ルアウ・デスク)、日本からの予約は0120-993-744(フリーダイヤル)
料金 プレミアム席US$210、ゴールデンサークル席US$170
https://www.hiltonhawaiianvillage.jp/Facilities-And-Services/Waikiki-Starlight-Luau.htm
2022.09.28(水)
文・撮影=古関千恵子