ぬるい水をちょこちょこ飲むことが大事な習慣

 水は常に持ち歩き、呼吸をするようにちょこちょこ飲む。夏なら常温の水、冬ならお湯。風邪を引いたら、まずお湯を飲めと台湾ではよく言う。漢方医は、普段からとにかく「喝水(水を飲め)喝水」と言う。足裏マッサージでも「水が足りない」は決まり文句。コンビニも必ず常温の水がある。ポイントは水=水分ではないこと。味があってはダメ。無糖のお茶も水を飲んだことにならない。体の循環には水。その際、胃を痛めるか
ら、ガブ飲みは禁止。快便&肌つるつる。もういいことしかない。

 最近は日本でもコンビニで常温の水が売られていたり、給水サービスをしているところも。こまめに水を飲もう。

次回はエコへの意識、占いの取り入れ方など、魅力的な国民性について紹介します。

1回目「台湾の小菜、粉もの、フルーツ」を見る
2回目「台湾アウトドアライフ」を見る
3回目「台湾レトロスイーツと台湾茶」を見る

青木由香さん

神奈川県生まれ。台湾在住。多摩美術大学卒業後、世界各国を旅行するなか2003年に台北で語学を学ぶ。2005年に台湾の出版社から出版した『奇怪ねー台湾』がベストセラーに。2011年よりJFN系ラジオ『楽楽台湾』のパーソナリティを8年務める。2015年、台北に台湾のいいものを紹介するショップ&ギャラリー『你好我好(ニーハオウーハオ)をオープン。「ほぼ日」の連載『台湾のまど』や各メディアで大好きな台湾を日本に紹介している。著書は『台湾ニイハオノート』『好好台湾』『最好的台湾』『台湾のいいものを持ち帰る』など多数。

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