皇室を離れたいという強い願望

眞子さまは、その宮内庁関係者を前に「お金を返さない理由はそういうことなんです」「本当に悪いのは相手方なんです」と繰り返された。それと同時に、小室さんにも「詰めが甘かった」「もっとうまくやってほしかった」という想いをお持ちで、小室さん本人にもそのことを告げて叱ったようだった。
眞子さまは、この宮内庁関係者の理解を得ようと懸命なご様子だったという。その間、一切、口を挟まずに眞子さまの話に耳を傾けたその人物は最後に、
「そういう証拠があろうとなかろうと、お二人の気持ちが変わらなければ、必ず時間が解決します」
とだけ伝えた。それを聞いた眞子さまは自分が小室さんを信じる気持ちは間違っていなかった、と確信を得たような表情をされたという。
「実は、眞子さまが他人にご自分の悩みや相談事を打ち明けることはほとんどありません。その点は佳子さまとは対照的です。
眞子さまは、私のことを自分のことを応援してくれて、両親の側につく人間ではないとわかったので、話してくれたようでした」
この宮内庁関係者によれば、眞子さまは、皇室を離れたいという強い願望をお持ちだという。
皇族は世間からうらやましがられる存在ではない
「世間では、皇室がすごい力を持っていて、皇族はきらびやかな生活をしていると考える人もいるようです。しかし眞子さまとしては、皇室の中に幽閉され、人権も与えられず、投票権もなく、何十年も過ごさなければならない立場のことをもっと国民にも考えてほしいというのが正直なお気持ちなのです。皇族は高みにおられるわけでもなく、世間からうらやましがられる存在ではないと本人は感じています。
小室さんとの結婚は、世間に対する反逆とは言わないまでも、挑戦というつもりはおありになる。『もし自分が皇族の立場におかれたらどうか、考えてほしい』というのが眞子さまからのメッセージなのです。
ですから自分だけが皇室からエスケープすればいいと考えているわけではなく、『いまは20人弱となった皇族に、生まれてから死ぬまで自由を与えないことを考えてほしい』『現代の日本社会においてそんなことが許されるのか』という問題提起でもあるのです」(前出・宮内庁関係者)
2021.10.22(金)
文=「文藝春秋」編集部