街をメインフィールドとする動物写真家の佐々木まことさんが、日本の津々浦々を散歩しながら撮りためた犬や猫の写真は100万枚超! そのなかから厳選した傑作の数々をご紹介します。


vol.103

 「ここのところ『相撲大会』をやっていなくてつまらないのニャ……。

身体の大きな下僕たちがバッチンバッチン縄張り争いするのを眺めるのが楽しみだったのにニャ……!」

●Shooting Memo

終わらないコロナ禍……2回目の「秋」となりました。
スポーツイベントなどのシーズンでもありますが、無観客開催や中止や延期などのイベントが相次いでおります。
写真は、いつも撮影に行きます公園にて撮影しました!
ここの公園の「相撲場」は『アマチュア相撲の聖地』とも言われているそうで、子供から学生や社会人の相撲大会が開催されておりましたが……このコロナ禍で延期や中止が続いているようです。
「相撲場」の近くに住み着いている野良にゃんこも、最近は相撲観戦ができなくて、つまらなさそうに不貞寝しておりました……。

佐々木まこと(ささき まこと)

動物写真家。1968年北海道江別市生まれ、大阪府堺市在住。大阪芸術大学芸術学部写真学科を卒業後、同大学研究室に勤務。その後、'99年よりフリー。「わんこ」「にゃんこ」「どうぶつ」を関西圏を中心に全国津々浦々で神出鬼没にてストーカー撮影中。個展やグループ展などにも多数出展。著書に『ぼく、となりのわんこ』(オークラ出版)、電子書籍『となりのわんこ。vol.1~vol.3』(鈴屋出版)がある。最新写真集は『のらのいる風景』(鈴屋出版)。

Column

佐々木まことの犬猫脱力写真館

佐々木まことさんは、主に街をメインフィールドとした動物写真家。これまで、日本の津々浦々を散歩しながら撮りためた犬や猫の写真は、ゆうに100万枚を超えます。この連載では、その中から厳選した傑作の数々を一枚ずつご紹介していきます。

2021.09.08(水)
撮影・文=佐々木まこと