家族に関することに時間を取られそう

 現実的に生きることで、見失ってしまったものがあります。「子供の頃は、何をするのがハッピーだったか?」。2月はそれを思い出してみたいのです。

 家族に関することに時間を取られる蠍座もいそうです。あなたの情の深さが仇となり、自分のことを後回しにせざるを得なくなる人もいますが、どんな状況であれ、過去を振り返り子供時代の夢や希望を取り戻す作業をしてください。

 水星が順行に戻ると同時に、雪解け水がサラサラ流れるように、物事も動き始めます。しばらく音沙汰のなかった人から連絡があったり、新しい仕事のオファーが来たりする人もいそうです。

 2月25日(木)には恋愛を司る金星も蠍座に味方して、新しい恋が始まる暗示もあります。過去を旅して心を整える作業をした人は、2021年にやりたいことがきっと見えてくるでしょう。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の蠍座を運行するのは2月3日(水)夜遅く~2月6日(土)未明まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子(おかもと しょうこ)

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。
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2021.01.30(土)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE