「ファンデを塗ると毛穴が目立つ」「時間が経つと汚く崩れて毛穴が目立ってしまう」など、年齢が上がるほどに深刻になっていく、毛穴にまつわる悩み。特に皮脂分泌量が増えるこれからの季節には、専用下地でカバーが必須です。

 キレイに隠せるプチプラの毛穴カバー下地を、短縮版の全3回でお届けします。

#03
●常盤薬品工業
サナ 毛穴パテ職人 
毛穴崩れ防止下地

長年の「毛穴研究」の成果を凝縮した、毛穴カバー下地。凸凹を均一にならし、崩れの原因となる皮脂を吸着してメイク崩れを防ぎ、紫外線や乾燥から肌を守る。サナ 毛穴パテ職人 毛穴崩れ防止下地 SPF50+ PA++++ 25mL 1,500円/常盤薬品工業
長年の「毛穴研究」の成果を凝縮した、毛穴カバー下地。凸凹を均一にならし、崩れの原因となる皮脂を吸着してメイク崩れを防ぎ、紫外線や乾燥から肌を守る。サナ 毛穴パテ職人 毛穴崩れ防止下地 SPF50+ PA++++ 25mL 1,500円/常盤薬品工業

 こんにちは、プチプラ美です。毛穴をキレイにカバーできる優秀下地、3つ目はコレ。名前から秀逸な「毛穴パテ職人」の下地です。

 毛穴パテ職人は、なんと最初の発売は2006年!

 10年以上「毛穴研究」を続けながら、毛穴の目立たない肌に仕上げるベースメイクアイテムを作っているシリーズ。

 毛穴の目立ちが気になっている人なら、一度はこのシリーズのどれかを使ったこともあるはず。店頭でこのネーミングを見たら、どうしても心魅かれますよね。私もまんまと魅かれて購入しました。

 しかし「パテ職人」とは、上手いネーミングですよね。

 昔ある人がベースメイクをする時に、ふざけて「塗装工事入りまーす」と言っていたことがありますが、確かに、あくまで自然に見えるよう肌を塗るベースメイクは、もはや塗装の技術だと思います。

 しかしアイテムが下地だけでも何種類かあり、さらにBBパウダー、BBクリーム、CCクリーム、などなどが色やタイプ別にあったりして、最初にどれを選んでいいのかわからず。

 私の場合毛穴が気になっているのは、主に鼻と小鼻、鼻筋の両脇の頬の部分のみ、で、顔全体を毛穴カバーアイテムで仕上げたいという希望ではないため、最もプレーンに見える下地を選びました。

 そうしたらコレ、2018年の5月に発売された、その時点での「毛穴研究」の結晶、のようなものでした。

中身は日焼け止め乳液のような、柔らかくて伸びのいいテクスチャー。マットな気配がなく顔色が自然に明るくなり、“きれいな素肌の人”に見える。
中身は日焼け止め乳液のような、柔らかくて伸びのいいテクスチャー。マットな気配がなく顔色が自然に明るくなり、“きれいな素肌の人”に見える。

2019.05.29(水)
文・構成=斎藤真知子